今回の旅、ディナーを食べたお店のうち2軒は、大家のサイモンさんがオススメのお店でした。
そのうち、この Lo de Flor はアパートの並びで、同じ通りを50mほど歩いた場所にあって至便。
見逃してしまいそうなスッキリした見かけの入口ですが、奥はそれなりに広いです。
イタリア料理というか... イタリア風の地中海料理というあたりを食わせる、ジモティ向けのお店でした。
入店するとこんな感じ。
ご予約は?と聞かれ、予約はないけどサイモンの紹介ぢゃ、と先生が言ったらただちに席を作ってくれました。
さすがサイモンさん、ご近所の常連なうえにアパート利用者を次々と送り込んでいると思われます。
座ってすぐ、白ワインと炭酸水を所望。テーブルとか内装はシンプルというか... こういうノリです。
スペインの白ワインはけっこういけてました。
ピノ・グリジョみたいなフルーティ&軽い白だけど、予想以上に辛口で喉ごしが良く、余韻が綺麗。
チャレ・ロ Xarel·lo というカヴァのアッサンブラージュにも使うカタルーニャ原産の白葡萄品種でした。
ちゃんとバケツで冷やしてくれます。
ここんち、スパニッシュ&イタリアンなおねえさま3人で切り盛りしてて、艶めかしいです...。
以上、肉眼でもだいたい今までのような空気感。ここでカメラの色温度をニュートラルにさせました。
異様に白っぽく写ってるけど、ホントはもうちょっと暖色系で目に映ります。でも料理の前に再調整。
この状態でワインボトルを写してきました。
おもしろいラベルだよね。Babau De Les Cabories Penedès Xarel·Lo 2012 というワインでした。
このへんでアペタイザが到着しました。
ふたりとも自分の大好きな物を見つけて、譲りません。(笑)
スイスの先生はアーティーチョークが大好物。
こんなプレゼンで出てきました。我が家のアーティーチョークがココットに立ててあったのはこれの真似。
観葉植物みたいというか... ほとけさまのおそなえ、みたい。(笑)
まんなかの小鉢にアイオリっぽいマヨネーズが入っていて、それを付けて食べ進めます。
僕はフォアグラが大好物。
フォアグラのテリーヌですが、断面からみても混ぜ物してなさそうだよね。トーストもいっぱい添付♪
このフォアグラは美味しかった。
脂臭さが無いというか... フォアグラのくせに脂っこさをあんまり感じない、素性の良いフォアグラって感じ。
ふたりともウキウキしながら好物をたいらげ、メインディッシュに突入します。
僕は、日替わりメニューでラムのシチューを。
まだ3月なので、子羊の肉はとってもやわらかなはず。と予想して頼んでみて正解でした。
やわらかなだけではなく、臭みも全く無い、とても素性の良いシチューです。そんなに長時間煮込んでなくてもホロホロに煮崩れちゃいました~、みたいな。煮込みすぎていないので素材の風味が生きてました。
先生も、またもや大好物のタルタルステーキです。
先生、それで量足りるの?って心配になりましたが、アーティーチョークの後だから満足感すごいみたい。
サイドに付いてきたのが、2種類のポテトマッシュです。
手前は普通のマッシュポテトだけど、奥のオレンジ色はスイートポテトのマッシュ。先生はスイートポテトを召し上がらないので、僕がいただきましたが... Thanksgiving のスイートポテトと同じ味。
・・・ここでまたスイスの先生がお皿でデザインして遊んでるし。「カメラを貸しなさい」っていうから...。
「うさピョンぢゃ♪」「せんせい、お母さんかお婆さんに『食べ物で遊んだらいかん』って教わらなかった?」
こうして酔っ払いのジジイ2名はメインコースを食い終わり、おなかいっぱいなのでデザートはパスして終了。
アパートから近いし、艶っぽいお姉さんたちのホスピタリティもいいし、また来ようね、って話しました。
お食事後、アパートへ戻ってシャワー浴びて、すぐ就寝。明日は海辺の街までランチにおでかけなのだ♪
Lo De Flor
Calle Carretas 18, 08001 Barcelona, Spain
Tel. +34 934 43 38 53
Hours:
Mon, Wed - Sun: 8:00 pm - 2:00 am
Tuesday Closed
↧
BCN(8) - Lo de Flor
↧