アパートから外に出て、バルセロナ市内を歩き回ってみることにしました...。
で、S.A.博士が最初にフラフラと釣られていったのが、ここんち。
エンパナーダス、のサインにやられました。古めかしい店構えが気に入ったみたいです。
イタリア語ができるからスペイン語もけっこう話すスイスの先生、お店の人といろいろおしゃべりして、貴様も好きなエンパナーダを頼みなさいと言われて、後で半分づっこする約束でひとりひとつづつ買ってみました。
こんな。パイ生地の中に具がはさみこんである、ギョーザみたいな食べ物です。中南米ではメジャーなおやつ。僕のはカルネ、とお願いしたので牛挽肉、つまりミートソース入りでした。肉汁たっぷりで美味しい。
スイスの先生はスピナッチ... ああ、ほうれん草なんて半分も食べたくないなぁ。と思ったけど、仕方ない。
撮影する前に、もうひとくちかぢられてしまいました。なんて意地汚いオヤヂ...。お味のほうはミートソースが正解、ほうれん草は食べられないほど不味くはないけど、僕は好きでなかった。
その、おぢさんふたりで買い食いしている場所はこんな。
教会のファサードみたいなのがありますが、正面一枚っきりで裏側はすでに取り壊し済み。
ここから、観光客がごった返しているであろうランブラス通りのほうまでテクテク歩いてみることにしました。途中で見つけた、アメリカを少し誤ってフィーチャーしているハンバーガー屋で、先生がぱっち。
S.A.博士の撮影。ポイントはやはり、聖ジェームズ・ディーンだそうです。
その後、大家のサイモンさんがオススメのチョコレート屋、チョク chök という店に突入。
店の前を女性が通り過ぎていますが、女の子ってみんなこの店の前で立ち止まっちゃうんだよね。(笑)
店内はこんな。奥の方にシーティングスペースがあって、そこでコーヒーもらいながらチョコをかぢります。
妙に濃い、売り子の兄さん。カウンターの奥に展示されているのはチョコがけドーナッツの数々。
いちばん奥はチョコレート工房になっていました。
僕は工房そのものより、ステンドグラスにフォーカス。ガラスを継いでいる鉛材がチョコレート色メッキ♪
濃い売り子の兄貴、カフェラテの注文でちゃんとミルクジャグ・テクニックをご披露してくれました。
奥にある黒っぽいのは、チョコレートバーガー。二枚のチョコクッキーで生チョコをはさんでます。エスプレッソをすすっていた先生が大声で「しまった!チョコラタ・カリエンテを試すべきぢゃった!」と叫び、ホットチョコも追加で。僕も半分試したけど、濃くて重くて美味しかったです。
その後、ゴシック地区へ進行して、大聖堂の前まで。
元祖ヘタウマのパブロ・ピカソ大先生の作品前まで。これ見るとああバルセロナだなぁ、と感じます。
反対側には、大聖堂。
パッと見がゴシック建築だからバルセロナっぽいか難しそうだけど、よーく見ると塔のあたりモデルニスモ。
もう少し歩いて行くと、クアトロ・ガッツ(ネコが4人)という店の前までやってきました。
ピカソ先生がたむろした名店ですが、店内は観光客ズレしてて入る気にはなれませんでした...。
そのままバルセロネータ海岸まで歩いてきて、今度はミロ先生。
あいかわらず逝ってます...。「これがミロ作品ぢゃと気づいておったか?」「いちおう知ってたけど、全然キチンと見てませんでした」とかいう気のない会話後、どの店に寄るでもなくまたアパートまで戻ってきました。
けっこう歩いたよ。4~5マイルは歩いたんぢゃないかなぁ。ふたりとも歩き疲れて、近所でディナーに決定。
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BCN(7) - Walking around BCN
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