シンガポール有数の Fine Dining なレストラン、Saint Pierre でのディナーはコースのよっつめに入りました。
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デビッドさんが気前よく注いでくれたオーストラリアのセミヨン種スイートワインを飲りながら・・・
フォアグラはテリーヌ仕立てなので、くどくないんです。なんだかかえってワインに負けそう。
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まんなかに入ってるチキンがアッサリ仕上げで、フォアグラの脂が口中でゆるむとバランスがいい具合。さらに周りの部分か、どこかしらに使ってあるのが、トリュフ。はっきり香るけどどこだかわかんない!トリュフ使ってるけど、どこだか判らん!とデスモンドくんに伝えたら、よく見つけたな偉いぞ、という表情でニンマリしながら「ブラックトリュフがジュレに仕込んであるんです」とのこと。 よく見つけたな偉いぞ > をれ
で... この、いつつめのコースが分量が多かった...。
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Beetroot risotto, Bottarga
ビーツのリゾットに、薄切りの唐墨が載っかってます。
僕がメニュー見ないと意地を張っているからなのか、カンニングペーパーが添えてありました。(爆)
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ボッタルガって書かれちゃうと何だかわかんないけど、食べるとカラスミでした。
下に敷いてある白いのは、シャルドネのエマルジョンと言われました。酸味が軽くたった優しい風味です。
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全体にイタリアンな素材だけど、要するに唐墨でごはん食べてるわけだな。・・・と考えるとクスクスおかしい。
あ~、ごはん食べると胃が膨れるよね。と思ったところで、お口直しのソルベがはさまりました。
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White peach sorbet
白桃のソルベです。と耳から伝達されたときはイエローピーチかアプリコットの間違いでは?と思いました。
かなりハッキリしたオレンジ色がついているので、白桃には見えませんが... 食べてみると白桃の風味でした。
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その白桃も、とてもデリケートな風味で、食べる人の味覚にチャレンジしてる?って感じ。上にかかってるカラメライズ&ローストしたナッツとか、かすかなレモンゼストとか、こんな息抜きの一品にまで神経配ってます。
もう、外はトワイライトになりつつあります。
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ケケケ... 窓の下に見える民草、テラスシートが混雑してる。冷房も無いところでメシ食ってさぞや暑いだろうな。
いけないわ Stan、そんな上から目線になっちゃ。w
ここで赤ワインをいただくことにしました。何が出るか判らないけど、レッド・バーガンディは?ってデビッドさんに聞いたら、一瞬ひきつった表情...。やはりブルゴーニュって呼ばないといけなかったでしょうか。(汗)
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Vosne-Romanée Nicolas Potel 2004 Burgundy, France
ニコラ・ポテルの製品です。このネゴシアン、チャンボール・ムジニィwとかジブリ・チャンバーティンwとか、ブルゴーニュの北の方の畑あっちこっちから仕入れて手広く醸造してるみたいですが、これはヴォーヌ・ロマネとなっています。Côte de Nuits とか、えらく有名なアパラシオンが書いてあるのでビビりますが、なんとこれもグラス売りです。ところがグラン・クリュではないから、妥当なお値段(SGD25.00くらい)なのが嬉しい。デビッドさんに「Grand Vin ってなってますが、実際はほぼ 1er Cru なんですよ」って伺ったから、ますますお値打ちなワインをいただいた気分でした。
やっぱり赤いブルゴーニュは旧大陸で冷涼な気候のピノ・ノワールらしさがいっぱい。
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タンニンがしっかり、でもやわらか。ブラックベリーとかチェリーとかの香りで、ああフレンチ・バーガンディだなぁと思わせるキレイな余韻。加州のセントラルコースト産みたいな温暖に育ったものと正反対の性格。
ああぁ... ブルゴーニュ通いでスイスの先生に洗脳され、涼しいピノと樽香の無いシャルドネばっかり飲まされて自らのワインの好みがどんどん流されていく自分が、少し悲しい。(笑)
パン、ほとんど食べてないけど... こんな様子です。
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パンもおいしいけど、さっきのリゾットがかなりキテます。この後にメインコース2皿来るのが信じられない。
ああどうしよう、と思うそばから最初のメインコース、キマした。
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なんか、バジルオイルっぽいソースをかけてくれてますが・・・
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Merlu, Parsley, Lemon, Lentils
メルルーサ、パセリ、レモン、レンズ豆ということですが... メルルーサってマックのフィレ・オ・フィッシュにも使ってたりするんだよね?白身魚として典型的にサッパリ系で淡白な味わいだと思います。
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レンズ豆とあわせるあたり、憎いわ。風味のバランスもよくとれています。
でも量があってもうダメになりそう。デスモンドくんに頼み、シェフさんに量を少なめに。とお願いしました。こんなことなら、ラウンジめしも天天海難雛飯も黄色亜細亜バクテーもスキップしておくんだった...。(泣)
赤ワインはまだ早いかな?とも思いましたが、こういうしっかりしたおさかな料理ならピノで大丈夫。
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熱帯のトワイライトは短時間で、外はどんどん暗くなり「とっぷりと」暮れるまでが、あっという間でした。
さあ、今度はお肉をいただいてから、甘い物に突入していくわけだな...。
でわ、この続きはまた明日。

デビッドさんが気前よく注いでくれたオーストラリアのセミヨン種スイートワインを飲りながら・・・
フォアグラはテリーヌ仕立てなので、くどくないんです。なんだかかえってワインに負けそう。

まんなかに入ってるチキンがアッサリ仕上げで、フォアグラの脂が口中でゆるむとバランスがいい具合。さらに周りの部分か、どこかしらに使ってあるのが、トリュフ。はっきり香るけどどこだかわかんない!トリュフ使ってるけど、どこだか判らん!とデスモンドくんに伝えたら、よく見つけたな偉いぞ、という表情でニンマリしながら「ブラックトリュフがジュレに仕込んであるんです」とのこと。 よく見つけたな偉いぞ > をれ
で... この、いつつめのコースが分量が多かった...。

Beetroot risotto, Bottarga
ビーツのリゾットに、薄切りの唐墨が載っかってます。
僕がメニュー見ないと意地を張っているからなのか、カンニングペーパーが添えてありました。(爆)

ボッタルガって書かれちゃうと何だかわかんないけど、食べるとカラスミでした。
下に敷いてある白いのは、シャルドネのエマルジョンと言われました。酸味が軽くたった優しい風味です。

全体にイタリアンな素材だけど、要するに唐墨でごはん食べてるわけだな。・・・と考えるとクスクスおかしい。
あ~、ごはん食べると胃が膨れるよね。と思ったところで、お口直しのソルベがはさまりました。

White peach sorbet
白桃のソルベです。と耳から伝達されたときはイエローピーチかアプリコットの間違いでは?と思いました。
かなりハッキリしたオレンジ色がついているので、白桃には見えませんが... 食べてみると白桃の風味でした。

その白桃も、とてもデリケートな風味で、食べる人の味覚にチャレンジしてる?って感じ。上にかかってるカラメライズ&ローストしたナッツとか、かすかなレモンゼストとか、こんな息抜きの一品にまで神経配ってます。
もう、外はトワイライトになりつつあります。

ケケケ... 窓の下に見える民草、テラスシートが混雑してる。冷房も無いところでメシ食ってさぞや暑いだろうな。
いけないわ Stan、そんな上から目線になっちゃ。w
ここで赤ワインをいただくことにしました。何が出るか判らないけど、レッド・バーガンディは?ってデビッドさんに聞いたら、一瞬ひきつった表情...。やはりブルゴーニュって呼ばないといけなかったでしょうか。(汗)

Vosne-Romanée Nicolas Potel 2004 Burgundy, France
ニコラ・ポテルの製品です。このネゴシアン、チャンボール・ムジニィwとかジブリ・チャンバーティンwとか、ブルゴーニュの北の方の畑あっちこっちから仕入れて手広く醸造してるみたいですが、これはヴォーヌ・ロマネとなっています。Côte de Nuits とか、えらく有名なアパラシオンが書いてあるのでビビりますが、なんとこれもグラス売りです。ところがグラン・クリュではないから、妥当なお値段(SGD25.00くらい)なのが嬉しい。デビッドさんに「Grand Vin ってなってますが、実際はほぼ 1er Cru なんですよ」って伺ったから、ますますお値打ちなワインをいただいた気分でした。
やっぱり赤いブルゴーニュは旧大陸で冷涼な気候のピノ・ノワールらしさがいっぱい。

タンニンがしっかり、でもやわらか。ブラックベリーとかチェリーとかの香りで、ああフレンチ・バーガンディだなぁと思わせるキレイな余韻。加州のセントラルコースト産みたいな温暖に育ったものと正反対の性格。
ああぁ... ブルゴーニュ通いでスイスの先生に洗脳され、涼しいピノと樽香の無いシャルドネばっかり飲まされて自らのワインの好みがどんどん流されていく自分が、少し悲しい。(笑)
パン、ほとんど食べてないけど... こんな様子です。

パンもおいしいけど、さっきのリゾットがかなりキテます。この後にメインコース2皿来るのが信じられない。
ああどうしよう、と思うそばから最初のメインコース、キマした。

なんか、バジルオイルっぽいソースをかけてくれてますが・・・

Merlu, Parsley, Lemon, Lentils
メルルーサ、パセリ、レモン、レンズ豆ということですが... メルルーサってマックのフィレ・オ・フィッシュにも使ってたりするんだよね?白身魚として典型的にサッパリ系で淡白な味わいだと思います。

レンズ豆とあわせるあたり、憎いわ。風味のバランスもよくとれています。
でも量があってもうダメになりそう。デスモンドくんに頼み、シェフさんに量を少なめに。とお願いしました。こんなことなら、ラウンジめしも天天海難雛飯も黄色亜細亜バクテーもスキップしておくんだった...。(泣)
赤ワインはまだ早いかな?とも思いましたが、こういうしっかりしたおさかな料理ならピノで大丈夫。

熱帯のトワイライトは短時間で、外はどんどん暗くなり「とっぷりと」暮れるまでが、あっという間でした。
さあ、今度はお肉をいただいてから、甘い物に突入していくわけだな...。
でわ、この続きはまた明日。
