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>> Shabuway San Mateo

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また味千拉麺でもすすりに行こうとランチに出かけたら、なんと味千が中華系の人々で満席。メチャうるさそうで、パス。
そこでもう1ブロック歩いて、久しぶりにSHABUWAYへ行ってみた。

「いらじゃいまぜ~。はうめに?」

・・・多分だめだこりゃ。

でも空席がけっこうあるから待たされないと思って、そのまんまカウンターに着席。
ピンクで『大和撫子』と背中にデカデカと書いてあるTシャツの姐さんが来て、注文を聞く。

「Spicy or Kombu?」

す、スパイシー? ・・・ああ、ごく普通のしゃぶしゃぶくださいって、いったいどう伝えればいいの?
いぢわるで、わざと日本語で注文する。

「普通のスープで、神戸牛の大盛りでおねがいします。」

「??」

「If you don't speak Japanese, you should not wear the T-Shirt saying "Japanease Lady."」

「・・・well, but...」

気まずそうに口ごもる姐さん。わかってるよ。店のユニフォームだもんな。

「Kombu broth, and large Kobe beef, pelase.」

その後の対応がつっけんどんだったが、他の客にもつっけんどんだったので、僕がいぢめたせいではなかったようだ。
でも愛想のいいラティーノの兄さんが肉をスライスした大皿を持ってきてくれるのは以前と変わっていない。
どうせ日本語できないんだったら、ぞんざいな応対のアジア人の姉ちゃんよりも愛想のいいラティーノを採用しろよ。

アイテムはすぐ整ったが、タレが出てこない。

「タレ、ちょうだい。」 ←また日本語で聞く奴

「Pardon me??」

・・・『タレ』も通じないのかよ? だったら 『いらじゃいまじぇ』 とか 『ありがとごじぇまじだ~』 なんて言うんぢゃねえよ。

「What do you call them? Dipping Sauce??」

ようやっとタレ、出してくれました。ごめんなさいも言いやしません。

食べ始める前に撮影。(お値段はUSD14.99) 肉は当たり外れがあるけど、この日はけっこう脂がまともに挿さっている。
開店当初はよかった。ちゃんとした人参、ほうれん草、焼き豆腐、etc. それが今は袋から出しただけのベイビーキャロットやスピナッチ、こんな根っこのほうまで出すのかと思うほどのエノキ。だが堕ちるところまで堕ちたせいか、安定はしている。

姐さんふたりと肉をスライスするラティーノの兄さんひとりしか店頭に出てこない。そのため7~8割の入りでも対応悪い。

鍋が煮立って泡ふきまくっているので、弱くしてって(もち英語で)頼んだら、消していきました・・・。
もうひとりの姐さんが通りがかったときに気づいて点火してくれたけど、また火力は全力で煮立ちまくり。

もちろんアクをすくうなんて、やってくれません。他の客にも何にもしていないけど、ほとんどみんながSpicyのスープで食べてるからアクなんか気にならないのだと思う。こりゃ日本人来なくなるわ。(この記事読んでますます日本人減るかも...)

でもSpicyで食べたいなら、隣のブロックにある小肥羊蒙古火鍋へでも行けばいい。あっちのほうが本格派だ。サンマテオは日本人だけ相手にしていたら商売あがったりだろうが、しゃぶしゃぶを蒙古火鍋にするのはいかがなものか。

姐さんの前でこれみよがしに自分でアクすくいしてやった。まったく悪びれた様子もない。それはそれで清々しいと思う。

鍋が煮立ちまくるまま、大盛りを食べ終えた。

証拠写真。お会計が済んでも鍋が煮立っているのが判ると思う。カメラ向けたらあわてて火を止める姐さん。遅いんだよ。

SHABUWAYサンマテオ店は堕ちるところまで堕ちました。それを覚悟して食べにいくならば、悔いはないだろう。
よっぽどチップ抜きで精算してこようかとも思ったけど、いちおう15%弱は置いてきた。

おざなりな 『ありがとごじぇまじだ~』 の台詞を背に受けながら出てきた。 ここには暫く足を向けないだろう。


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