日曜日。 ロストした荷物が届いて、ちゃんと着替えることができた次の朝。
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寒いチューリヒでも花を咲かせる木があった。ほんのちょっとでも、ちいさくても、薄紅色の花があるとなぜかホッとする。
僕が訪ねた1月下旬は「異常気象」で、最高気温が5℃以上になる日もあった。今は最高気温がマイナス5℃の極寒。
2月に入ってから先生から来たメールには「寒すぎてほとんど出かけられず、家でひたすら読書をしている」そうだ・・・。
先生は僕の到着にあわせてActiviaヨーグルトを買ってくれようとしたそうだが、見つからなかったので代替品を・・・
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きっとアメリカにはないぢゃろう、といって栗のヨーグルトを買ってくれていた。確かに珍しいヨーグルトだよね。
それに先生、優しくてちょびっとジーンとしちゃいました。栗のヨーグルトのほうは、けっこう栗が入っていて美味しかった。
午前中をのんびり過ごし、先生が作ってくれた軽いランチを済ませた後で「コンスタンツへ行ってみよう。」と言われた。ドイツとの国境にあるボーデン湖の街だ。実際、コンスタンツはドイツ側だ。まだ行ったことがなかったし、先生の生まれた街でもあるのでふたつ返事で答え、日曜午後のエクスカーションが始まった。
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途中の街の景色は、なんかみんなおんなじ。日曜日とあって商店は開いていないので、どの街でも市内は静か。
30分ほど走っただけで、もう高台からボーデン湖の西側が見えた。
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ボーデン湖の向こう側はドイツだ。さらに湖にはいくつかの島が浮かんでいる。
だーれもいない検問所を通過。国境を越えてすぐの湖畔にちいさな観光客向けの街があったので、寄ってみた。
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オフシーズンなので閑散としている。もしかして飾り付けはクリスマスのときのまんま?
でも、ドイツもスイスも、こういう看板装飾が凝っていて楽しい。
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このドラゴンの看板は今年の干支を意識してだろうか? 間違っても先生には聞けない質問だ...。(笑)
陰鬱な冬の欧州の曇り空なので、湖畔はご覧の通り寂しい。
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でもここ、夏はいかにも観光客でごった返すような雰囲気だった。もし機会があれば訪ねてみたいと思う。
湖からの冷たい風に晒され、十数分の散歩ですっかり凍えきった。クルマに戻ってコンスタンツ市内へ向かう。
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数分のドライブで市内へ入ったが、あちこちの道路が封鎖されている。道を歩く人も変な服装をしている・・・。
すると、先生が大声で叫んだ。「をを!今日はファスナハトぢゃ!!」
ふぁすなはと?
ファスナー・ハットみたいに聞こえたが、ドイツ語発音されたのでよく聞き取れない。この時点では完璧に意味不明。
・・・なあにそれ? 食べたら美味しいもの?
素直に「なんですかそれ?」と聞き返したら、とても冷たい流し目で睨まれて「人々の衣装を見よ。」と言われた。
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なんだかDICカラーガイド・チップみたいなのをびっしり着けた人が闊歩してますけど・・・あれがファスナハト?
「ともかく近くに駐車する場所をみつけて、パレードを見るのぢゃ!」
をを、ようするになんかイベントみたいなのを開催してる真っ最中に訪ねてきてしまったわけだ。こりゃ運がいいかも。

寒いチューリヒでも花を咲かせる木があった。ほんのちょっとでも、ちいさくても、薄紅色の花があるとなぜかホッとする。
僕が訪ねた1月下旬は「異常気象」で、最高気温が5℃以上になる日もあった。今は最高気温がマイナス5℃の極寒。
2月に入ってから先生から来たメールには「寒すぎてほとんど出かけられず、家でひたすら読書をしている」そうだ・・・。
先生は僕の到着にあわせてActiviaヨーグルトを買ってくれようとしたそうだが、見つからなかったので代替品を・・・

きっとアメリカにはないぢゃろう、といって栗のヨーグルトを買ってくれていた。確かに珍しいヨーグルトだよね。
それに先生、優しくてちょびっとジーンとしちゃいました。栗のヨーグルトのほうは、けっこう栗が入っていて美味しかった。
午前中をのんびり過ごし、先生が作ってくれた軽いランチを済ませた後で「コンスタンツへ行ってみよう。」と言われた。ドイツとの国境にあるボーデン湖の街だ。実際、コンスタンツはドイツ側だ。まだ行ったことがなかったし、先生の生まれた街でもあるのでふたつ返事で答え、日曜午後のエクスカーションが始まった。

途中の街の景色は、なんかみんなおんなじ。日曜日とあって商店は開いていないので、どの街でも市内は静か。
30分ほど走っただけで、もう高台からボーデン湖の西側が見えた。

ボーデン湖の向こう側はドイツだ。さらに湖にはいくつかの島が浮かんでいる。
だーれもいない検問所を通過。国境を越えてすぐの湖畔にちいさな観光客向けの街があったので、寄ってみた。

オフシーズンなので閑散としている。もしかして飾り付けはクリスマスのときのまんま?
でも、ドイツもスイスも、こういう看板装飾が凝っていて楽しい。

このドラゴンの看板は今年の干支を意識してだろうか? 間違っても先生には聞けない質問だ...。(笑)
陰鬱な冬の欧州の曇り空なので、湖畔はご覧の通り寂しい。

でもここ、夏はいかにも観光客でごった返すような雰囲気だった。もし機会があれば訪ねてみたいと思う。
湖からの冷たい風に晒され、十数分の散歩ですっかり凍えきった。クルマに戻ってコンスタンツ市内へ向かう。

数分のドライブで市内へ入ったが、あちこちの道路が封鎖されている。道を歩く人も変な服装をしている・・・。
すると、先生が大声で叫んだ。「をを!今日はファスナハトぢゃ!!」
ふぁすなはと?
ファスナー・ハットみたいに聞こえたが、ドイツ語発音されたのでよく聞き取れない。この時点では完璧に意味不明。
・・・なあにそれ? 食べたら美味しいもの?
素直に「なんですかそれ?」と聞き返したら、とても冷たい流し目で睨まれて「人々の衣装を見よ。」と言われた。

なんだかDICカラーガイド・チップみたいなのをびっしり着けた人が闊歩してますけど・・・あれがファスナハト?
「ともかく近くに駐車する場所をみつけて、パレードを見るのぢゃ!」
をを、ようするになんかイベントみたいなのを開催してる真っ最中に訪ねてきてしまったわけだ。こりゃ運がいいかも。
