ホテルを出て、シドニー空港へ戻ります...。
到着したときに空港のチケット売場で Return Ticket （イギリス英語で往復切符。米語ではRound-Trip Ticket ）を購入しておいたので、乗り放題の MyMulti 1 ではなく、空港まで戻るため用の切符で帰ります。
この駅は地下ホームなこともあって、行き先表示がとても判り易い。
空港行きは飛行機マークで、かなり英語ダメダメでもきっと間違えません。
で... 一本後はどうやら回送列車らしいけど、Out of Service とかではなく Empty Train っていうんだね。
来た列車に乗って10分少々。国内線駅の次が国際線駅。
あっという間に着きました。シドニーはこれがホントに便利。
パリ、イスタンブール、ベルリン... あんまり便利でない空港がけっこう多いけど、シドニーは便利。
で、エスカレータでスイスイ上まで上がってチェックインカウンターへ...
出発の3時間前では、まだ開いていませんでした。（怒）
仕方ないから出国書類だけつかんで、フードコートに行ってコーヒーでもすすります。
ここらへん、無料 Wi-Fi が装備されたので便利。メアド打ち込ませるようなSCAMもありません。
シドニー標準から鑑みるに少しダブダブぎみなカプチーノをすすりながら、ペーパーワーク。
シドニーはけっこう大きな出国カードを、入国時とは別に書かされるんだよね...。
日本より面倒くさい。（あ... 日本人のみなさんは日本入出国は書類免除か）
で、コーヒー飲み終えてペーパーワーク出来上がって、ユナイテッドのカウンターへ行ったら、十数名の行列が出来ていました。でも、それってエコノミーの行列だったので、Premier Access にはファーストに乗る老夫婦が一組いただけ。その老夫婦はペーパーワークしてなかったので結局先頭から脱落し、僕が最初にSFO行きのチェックインができました。
Fast Track、優先セキュリティ＆出国審査レーン用のクーポンをもらって出国もスイスイ♪
スターアライアンス加盟の航空会社が集まっている一角まで、やってまいりました。
いちおう新しいデザインの T-shirt とか無いか土産物屋をさっと物色して、その後はラウンジで残飯あさりを♪
ニュージーランド航空のコロコロ倶楽部に入場できます。 SQのSilver Krisへ行くとシッシッされます。（怒）
でも、シドニーはコロクラブで充分なのだ。
見よ、この広大なラウンジを。 入ってる客はNZ以外ほとんどユナイテッドのLAXとSFO行きの客ばっかし。かなり大量のUA客が入ってくるようで、少し太めのおっかさんみたいなUAの制服を着た姐さんがいます。特にやることなくてヒマだったりすると、他のレセプショニストの人から「いま、1Kミリオンマイラーのカード出した奴が入場してきたわよ。」とかささやかれるようで、（そのささやく現場を見たのだ（笑）） 「ほら、あそこにいるハゲててキモいアジアのオヤヂ」とかなんとか僕の風体を教わってから、挨拶に来てくださいます。
「いらっしゃいませ。 あら？ お客様... LaCieさま？ 確か以前にもお見受けしたような？」
「...はい。毎年お邪魔してます。お時間取らせてすいません。」
・・・とかいう会話をするハメになりますが、別に何ももらえません。（爆）
どうぞごゆっくり、という言葉をいただいた後、さあラウンジめしの奪取にいこうと思った矢先...
窓の外、まだあっちーのほうにユナイテッドの機材がいました。...しかもこれ、先発のLAX行きだったのだ。SFO行き機材は旧塗装で、まだ見える範囲にさえやってきていなかったのだ...。
で、2時45分発だから搭乗開始は2時、まだたっぷり時間がありました。
最初に軽～くもらってきたのが、こんな内容。
ロゼのスパークリングが置いてあるのは、さすが葡萄酒の生産国。
熟成期間が短いとか、余韻に軽くエグ味が残るけど、ナパのシャンドン・ロゼとどっこいどっこい。
手始めには、シャンパンクッキー程度の軽いおつまみをもらってきました。
右のピザトーストみたいなの、パンがちょっと固くて年寄りの歯にはこたえるけど、味はまあまあ。
発泡ワインをチビチビやっているところ、ほぼ毎年恒例のタイミングでSQのデヴ飛行機が横切ります...。
地上の係員と比較すれば、どんだけデヴか判るよね？
Boeing 747-400を見慣れていても、なんでこれが空を飛ぶのかなんとなく不思議なほどデカい。
一方、その見慣れた744はようやっとボーディングブリッジに接続されますが...
こっちはLAX行き。SFO行きはまだゲートにさえ来てないのだ。
仕方ないから、もうちょっとしっかり腹にこたえそうなものを奪取してくるのだ。
どっちも自分で組み立てる、ホットドッグとミモザカクテル。
熱犬のほうは、チーズ、刻み玉葱、マスタードにケチャップでアメリカンな仕上げにしてみました。
パンがアメリカのヘナヘナな熱犬専用パンと違い、少しフレンチバゲットっぽくて胃にこたえそう。でも、この野球場向け簡易食をファンシーなミモザで流し込むというアンビバレントな状況が素敵。（笑）
さて... こんな馬鹿な内容をガツガツ食っていて、恥ずかしくないのか？
ここんち、なかなかいい配分で観葉植物やパーティション・ライティングがあるんですよ。
だからラウンジ乞食っててもあんまり恥ずかしくないし、ついでに電源も取りやすいんだよね。
...ただし電源は南半球の、ハの字型コンセントだから注意しましょう。
熱犬を退治し終え、iPadで朝日新聞を眺めている頃にSFO行きの旧塗装がやってきました。
それでは、最後の略奪に伺いましょう。
カプチーノとチョコケーキでラウンジのランチはおしまい。コーヒーは回転がいいおかげもあってか悪くないですが、ケーキはまあまあ。アメリカ基準なら平均以上だけど...。
ユナイテッドの姐さんに「また来年♪」と手を振って、階下のゲートのほうへ向かいました。
シドニー３泊。あっという間だけどなかなか楽しいです。またCampbel(F)さんやオーマイさんとご一緒したいですね。
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SYD(20) - Koru Club Lounge
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