土曜日の晩。昼間、ちょっと土産の買い足しでバッセスドルフのMIGROへ連れて行ってもらった時、先生が予約。
クルマの中で待たされている間にメニューを確認して「ここがよかろう」って決めてくれたみたいでした。
スイス料理のお店だそうですが、この時は南スイス、ティツィーノ地方の料理がスペシャルで出てくるそうです。
テーブルはこんな。すごく小さなファレノプシス(胡蝶蘭)系の蘭が飾ってありました。蘭の花ってこのところすっかり安く入手できるようになったよね。メリクロン種苗法が発達して工場で大量生産されてるから...。
土曜の晩とあって満席ですが、予約を入れてあったのでいい雰囲気の席に通されました。
キャンドルライトだけど、近くのテーブルでフォンデューをやって騒いでいる中年4人組がいたり、活気はありました。
メニューをたぐる時に食前酒、はもう慣れました。ドライな白ワインを頼んだら、これが美味しかった。
スイスの地産だけどシャブリ仕立てらしいから、シャルドネってことになるけど... 酸はそんなに立っていない。白い花のような香りがある、上品な風味の白でした。一方で先生はトマトジュース。最近はアルコール控えめです。
でも、ピノ・ノワールを頼んでくれました。
ワインと炭酸水。ピノ程度のタンニンだと、抜栓した程度で空気に晒す簡易デキャンティングです。
これが頼んだ銘柄。
Schloss Goldenberg Auslese Pinot Noir AOC Zürich 2014 なんと、地酒です。
「へ~、このへんでもピノが栽培できるんだ~。ドイツだとシュぺートブルグンダー Spätburgunder になるから、スイスはシュヴァイツブルグンダー(Schweizはドイツ語でスイスの意)ですね?」
これにはスイスの先生も苦笑していました。
届いたパンは素朴。
・・・バターもオリーブ油も無いからちょっと辛い。特にシャブリ風の白にはバターが欲しい。
で... 南スイス特集、ということはイタリア系です。従ってここんちにもリゾットがありました。
Risotto ai funghi porcini Duftender Risotto mit Steinpilzen und Weisswein, Petersilie und höhlengereiftem Gottardo-Alpkäse ポルチーニ茸のリゾット 白ワインとパセリ、ゴッタルド・アルプケーゼ(チーズ)で
まだ収穫シーズンなんでしょうか... ここんちもフレッシュ・ポルチーニ茸のリゾットがあったので、それをスタータに。
ただ、本来はフルサイズのお皿を「二人で分けて食べたい」って頼んでもらいました。ちょうどいい分量です。「リゾットの調理加減は La Botta のほうが上手ぢゃったな」「それ言うなら、モンテ・エ・マーレのパルミジャーノとポルチーニの量はハンパなかったですよ」って比べまくっていますが、ここんちのリゾットもいい出来映えでしたよ。
座ってワイン飲んでいきなり「おじや」を食べて、この後はスイスの名物料理を食べるのです...。
ということで、メインコースから先はまた明日♪
↧
CH(15) - Rte. Gastof Frieden (1)
↧