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CH(15) - Rte. Gastof Frieden (1)

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土曜日の晩。昼間、ちょっと土産の買い足しでバッセスドルフのMIGROへ連れて行ってもらった時、先生が予約。

クルマの中で待たされている間にメニューを確認して「ここがよかろう」って決めてくれたみたいでした。

スイス料理のお店だそうですが、この時は南スイス、ティツィーノ地方の料理がスペシャルで出てくるそうです。

テーブルはこんな。すごく小さなファレノプシス(胡蝶蘭)系の蘭が飾ってありました。蘭の花ってこのところすっかり安く入手できるようになったよね。メリクロン種苗法が発達して工場で大量生産されてるから...。

土曜の晩とあって満席ですが、予約を入れてあったのでいい雰囲気の席に通されました。

キャンドルライトだけど、近くのテーブルでフォンデューをやって騒いでいる中年4人組がいたり、活気はありました。

メニューをたぐる時に食前酒、はもう慣れました。ドライな白ワインを頼んだら、これが美味しかった。

スイスの地産だけどシャブリ仕立てらしいから、シャルドネってことになるけど... 酸はそんなに立っていない。白い花のような香りがある、上品な風味の白でした。一方で先生はトマトジュース。最近はアルコール控えめです。

でも、ピノ・ノワールを頼んでくれました。

ワインと炭酸水。ピノ程度のタンニンだと、抜栓した程度で空気に晒す簡易デキャンティングです。

これが頼んだ銘柄。

Schloss Goldenberg Auslese Pinot Noir AOC Zürich 2014 なんと、地酒です。
「へ~、このへんでもピノが栽培できるんだ~。ドイツだとシュぺートブルグンダー Spätburgunder になるから、スイスはシュヴァイツブルグンダー(Schweizはドイツ語でスイスの意)ですね?」
これにはスイスの先生も苦笑していました。

届いたパンは素朴。

・・・バターもオリーブ油も無いからちょっと辛い。特にシャブリ風の白にはバターが欲しい。

で... 南スイス特集、ということはイタリア系です。従ってここんちにもリゾットがありました。

Risotto ai funghi porcini  Duftender Risotto mit Steinpilzen und Weisswein, Petersilie und höhlengereiftem Gottardo-Alpkäse ポルチーニ茸のリゾット 白ワインとパセリ、ゴッタルド・アルプケーゼ(チーズ)で

まだ収穫シーズンなんでしょうか... ここんちもフレッシュ・ポルチーニ茸のリゾットがあったので、それをスタータに。

ただ、本来はフルサイズのお皿を「二人で分けて食べたい」って頼んでもらいました。ちょうどいい分量です。「リゾットの調理加減は La Botta のほうが上手ぢゃったな」「それ言うなら、モンテ・エ・マーレのパルミジャーノとポルチーニの量はハンパなかったですよ」って比べまくっていますが、ここんちのリゾットもいい出来映えでしたよ。

座ってワイン飲んでいきなり「おじや」を食べて、この後はスイスの名物料理を食べるのです...。

ということで、メインコースから先はまた明日♪


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