あつさんのご要望へお応えするため、差し込み記事の位置をずらしました。ご了承下さい。>毒者各位
我が家はクラフト工房とはいえガラス屋です。よくガラスで手を切ります。さらに、我が家にはネコが4人もいます。ネコと遊んでいると、鋭利な爪でうっかり引っかかれて手を切ります。さらにさらに、グローバルの包丁はよく切れるので調理の最中にも手を切りますし、とどめに、紙やアルミ箔のふちでも手を切ります。(これがいちばん痛い)
で、昨夜もアルミ箔のふちでうっかり人差し指の先を切ってしまいましたが... 指の切り傷には、もっぱらこれです。
バンドエイド®のアドバンスド・ヒーリングという製品です。日本では「キズパワーパッド™」という製品に相当?
8枚しか入ってなくて5ドルと、けっこういい値段しますが... これ、かえってお得かもしれません。
パッケージを開けると、ずいぶん大きめのバンドエイドだなぁ...? と思わせるような個別包装になっていますが...
中に入っているのは、かなりチビです。
ほら。こんなに小さい。なんだか生物学の再生実験に使うプラナリアみたい。(笑)
注意書きに日本語もあるから日本でもそのまんま発売していると思ったけど、違う?
このバンドエイドには中心部にはっきり判るパッドがありません。まんなかが厚く盛り上がっていて、そのまんま周囲にいくほど薄くなりますが... 全体が粘着質です。傷をいたわる、やさしく押さえる、そんな雰囲気はゼロで、傷口の真上にまでピッタリと貼り付きます。初めてだと、ガムテープを傷口に貼るような恐怖感があります。(笑)
で、これをわずかに、軽~く引っ張る感じで指先の切り傷に巻き付けるんです。
巻いた後にわずかに収縮して指の血流が圧迫される感じが来ますが、今度は体温や傷口からの体液のためか1~2時間で適度に延びてきて、結果的に「バンドエイドを巻いている」感がほとんどない、いい感じになります。さらに薄手で半透明な周辺から徐々に厚くなっている構造のおかげで、かなり目立ちません。若干滑るけど指との親和性も悪くない。
いちばん凄いのが、貼ったら自然にはがれるまで交換しなくていい点。貼ってそのまんまで3日くらいすると貼り重なった部分とか周辺部にヨゴレが目立ってきますが、ぐっと我慢して放置プレーに徹すると... 5~7日目には粘着力が落ちてきて、はがれます。で... はがれた頃には切り傷がすっかり治ってる! 半信半疑で使ってみた後、プチ感動しました。
ガラスのように鋭利なもので切った小さめの傷には、もうこのバンドエイドしか使いません。一方で、ネコと遊んでてうっかり... な傷には、なかなかうまく適合しないのが難点です。「バンドエイド・ネコの引っ掻き傷用」が欲しいです!
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・・・で、バンドエイドでの前振りはこんくらいにして、あつさんの奥しゃまからご要望のあった、蝶の皿うpですが。
これですね。キッチンの、ガスコンロ(英語だとストーヴ)の上に飾ってある、青いダイクロイックの蝶の皿。
ちなみに、指を切ったアルミ箔は矢印の部分で切りました...。先生が焼いたスイス風アップルパイの「パイ皿」です。
スイス風アップルパイは「スイスの先生おうちごはん@サンマテオ」の、12月になってからの回に登場します。
さて、蝶の皿の拡大図は、こちら。
これ... 拙作ではなく、近所のアーティストさんからもらった引越祝いです。ダイクロイックなので、角度を変えてみると青がアクア~青緑とか、青紫~ピンクに変化します。普段調理するとき目の前にあるので気にかけていませんでした。
縁のモザイクはフリーハンドだから真似するのが大変だけど、蝶そのものは高水圧カッターで量産できそうです。
でも... 人様の作品をパクるのは欧米では御法度ですからねぇ。そのうち自信作のお皿をお届けできればと思います。
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>> BAND-AID Advanced Healing & 蝶の皿
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