土日連載にしたら月をまたいでしまいましたが、リッツ・カールトンでのブランチ・ブッフェ収穫編です。
まず最初に収穫してきたのは、もちろんここらへん♪
くろたまごw を中心に据えた(というか、バランスがいびつなほどの)収穫です。
見よこの躊躇なきキャビアの収穫量を。乞食と呼ばれて恥ずかしくないほどです。
でも以前、遠慮して取り分けていたら係の姐さんに「新しい缶をすぐ開けるから、欲しいだけ獲って♪」って言われて以来、いただいたお言葉通りに獲りまくっています。気分的に清々しいです。(笑)
ブリーニやパンパニコル(だと思う)の質がいいので、ヘタに国際線ファーストの機内で食べるのより美味しい。
イクラやタラコみたいなのまで収穫してきましたが、黒いのに比べてインパクトはイマイチでした。
玉子、サワークリーム、紫玉葱をまぜまぜして、ブリーニに載っけて...
安物のキャビアとはいえ、こんなに無造作なほど山盛りになると幸せ。
僕が嬉しそうに「キャビアの組み立て」をしているのを見ていたスイスの先生が「カメラを貸しなさい」と...
こんなポーズさせられました。(汗)
キャビアの魚卵臭さと塩辛さに辟易したところで、2回目の収穫です。
思い切り和風に、サシミ3種+ツナ・タルタル。
残念なことに、これはイマイチでした。
赤身が蝋細工みたいだけど、見た目どおりの味。他も推して知るべし。
場末の回転寿司の鮨ネタをそのまま小皿に載せてみました。という味を想像していただけばアタリです。
いちおうアペタイザからフィッシュまで正しい組み立て(ホントか?)でこなしたので、3回目はメイン。
小皿は鴨のなんだか(忘れた)で、あとは羊のメダリオンに味噌風味のプライムリブ+赤ワインソース。
羊はエンドカットで2倍サイズなものの固かった。比べて、プライムリブはうっとりやわから。赤ワインソースがとても美味しくて、味噌風味は完璧に負けていました。でも美味しかったから文句なし。
4回目の収穫はスイスの先生にエビカニの存在を指摘されて、思わずつられて収穫。
ブラックタイガー、バナメイエビ?、タラバガニ、ハマグリ、そして牡蠣ふたつです。
最初に書いておきますが、中りませんでした。(爆)
タラバガニはハサミの部分がほぐし易そう(つか、僕でもほぐせそう)なので珍しく収穫。やはりズワイよりも風味が濃くて美味しいです。おおきなエビも殻をむく手間をかけるだけの価値があります。
ただひとつ。こういうものの後にはフィンガーボウルが欲しかった...。頼めば出てくるんだろうか。
やっと満足して、終焉へ向かいます。5回目の収穫はチーズコースです。
左から:青カビ、白カビ、白カビ(カマンベール)、種類忘れたセミハード、マンチェゴ、山羊の灰ぐるみ。
レーズン、アプリコット、カラメライズド・ピーカン、ヘーゼルナッツ、そしてデザート部の苺を収穫。
チーズコースも6種類あると楽しいです。右の山羊から左の青カビに向かって、臭くなるように食べ進めます。
ここで僕の方がペースが速いので、スイスの先生がチーズを終えるまで少しのんびり。
窓の外を写してみたり。
デザートは6回目の収穫になりました。こんだけ拾ってくると満足です。
珈琲はスタート時点でもらっていて、何度も注ぎ足してもらったからもうこのへんで4杯分くらいかな。
デザートの収穫は迷いました。ここんちのはみんな美味しそうに見えて、いつも迷います。
フランボワーズのムースとチョコムースはアタリ。ピスタチオのパフもまあまあ。エクレアとチョコケーキ、キャラメルムースは甘いばっかりで風味が弱くてハズレ。
こうなったらプチフールで〆よう!と思って、7回目の収穫までやらかしちまいました。
プチフールのつもり。
チーズケーキがあるのはスイスの先生が美味しいチーズケーキに遭えないと嘆いていたので試してみましたが、甘いばかりでゼリー固めっぽくてドッパズレ。他の3品は全部ピンクっぽい。フレッシュ・フランボワーズ、フランボワーズのチョコボンボン、薔薇のフィナンシェールというミーハー好みなセレクション。
チーズケーキ以外はどれもそこそこに美味しかったです。
このへんで「誕生日なお客さんはこちら?」と聞かれ、先生を露骨に指さして「こいつ」ってやったら...
こんなものを持ってきてくれました。
僕が「先生、ほれ早くロウソクを吹き消して!」とせかすので・・・
待ったが出ました。・・・指がグワシしてますが。(笑)
うちへ帰ってから箱を開けてみたら煙がでてきて、先生は髪がまっしろなおぢいさんになってしまいました。
・・・というのはまっしろなウソで、中からチョコボンボンよっつ出てきました。
おなかいっぱい。 この日曜日は、ブランチ1食だけで他にはほぼ何も食べませんでした。
↧
>> Ritz-Carlton Half Moon Bay (2)
↧