ふたつの時系列で記事が順番に掲載されていてややこしいですが... これはペスカデーロのつづき。
もう少し南へ走って、Año Nuevo アニョ・ヌエボ(新年という意味)海岸へやってきました。
ここ、アザラシが 産卵 子育てにやってくるので州立公園になっています。
駐車場代として10ドル納め、納屋を改造したビジター・センターへ向かいます。
ここでフォレスト・レンジャーにアザラシを観察する場合の注意を聞かされ、許可証をもらって出発。
海岸そばの草原とか砂浜を片道4.4kmも歩いていくことになります。
妙に黄ばんだ砂っぽい道を踏みしめながら、カリフォルニア海岸の植生を観察しつつ散策。
途中に改めて注意書き。
ゾウアザラシに25フィート以上近づいてはならぬ。という御触書が何度も出てきます。
朝は曇っていたけれど、ときどき晴れ間ものぞく天候になってきて、部分的にはキレイ。
青々したほうの海岸線はこんな感じで、まあまあ。
そして、コースはこんな板敷きの尾瀬沼散策コースみたいになったりします。
これは歩きやすい天国みたいな場所で、その後に地獄が待ち構えています。
この砂丘を越える部分が最悪。
砂がきめ細かくて靴の中に入ってくるし、フカフカなので踏みごたえがなくて腰を直撃。
でも、ようやっと観察ポイントまでたどりつけました。
崖の下にある石ころみたいなのが、全部アザラシ...。
ズームアップすると、こんな状態。
死体がころがってるみたいですが、午後3時ごろなので全員おひるね中。
これ、みんな若者のアザラシだそうです。
すーん すーん ぶるぶるっ ぶるぶるっ
・・・とかいうイビキをかきながら、Life is Good な状態で、とても幸せそうでした。
スイスの先生に、Weißwurst (白ソーセージ)がころがってるみたいですね。って言ったら、うけてました。
特にこのスベスベな子がかわいかった。
顔だけ見てるとネコみたい。こっそり三角の耳カチューシャをかぶせてみたい。(笑)
もっと先の方にはおおきな大人のゾウアザラシもいたけど、近くまで歩くのは大変そうでパス。
ここで暫くアザラシをながめてから、引き揚げました。
帰りもまた来た道を4.4km。なかなかいい運動で、かなりヘロヘロになって帰宅しました。歩き回って疲れた後も我が家までクルマを運転してくれた博士に感謝。さすがに夕飯は自炊せず、近所へおでかけ。
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>> Año Nuevo State Park
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