多少お天気が持ち直す中を、スイスアルプスの東北端のほう、アッペンツェル地方へ向かいます。
魔のX攻撃みたいな変な角度の踏切で待たされていたら、アッペンツェル鉄道 Appenzeller Bahn が通過。
赤い車両がスイスっぽくてかわいいかも。
その後、鉄路もすぐ横を走る街道をアッペンツェルの街へ向かいます...。
だんだん周囲の緑が冴えてきて、スイスの高原っぽい景色になってくるのが期待感を誘います。
カーブの先に雪山が見えてきました♪
近景・中景・遠景がいかにーもスイスっぽいでしょう? お天気がイマイチでも、気持ちははずんできますよね。
で、アッペンツェルの旧市街入口に到着。
公共駐車場の前には川が流れてます。
川の反対側には... 水車小屋があるのがいい感じ。
ちょっと気合いが入っちゃった水車小屋と、すげー派手な色気の建物。雪景色で見たらまた違うんだろうね。
で、リキシャを置いて川を渡ります...。
スイス国旗と、アッペンツェルのカントン(「州」にあたるスイスの行政単位)の旗が黒熊マークみたい。
橋のむこうにあったまっきっきな建物は... アルダー・ホテル。
先生のカフェイン切れもあって、ここでお茶することになりました。
で、レストラン側の入口を入ると、菓子売り場になってる。
アッペンツェラー・ビーバー Appenzeller Biber だかいう地元の名産菓子を売っていました。
先生がその菓子をふたつ注文して、着席。
レストランはこんな。もっと左の窓際に数組の観光客がいました。
そのうち一組は英語でしゃべってるジジババで、アクセントからするとたぶんアメリカ中西部から。
僕たちも窓際近くに座って...
やーん!撮影する前に食べちゃダメ... と口を開きかけたら、
「心配するでない。撮影し易いようにラップをはがしてやっておるのぢゃ。」
・・・チームワークが出来てきたでしょうか?(笑)
で、こちらがビーバーとやらです。
中に白餡が入ってる...。
食感、テクスチャ、構造的にはかなり栗饅頭に近い。でも、味はどうしてもジンジャーブレッドみたい。実際、先生には英語だとジンジャーブレッド 独:Lebkuchen ぢゃな、と訳してもらってましたが、独特です。
でも日本人だったら 「ジンジャーブレッド風味の栗饅頭」 で想像していただくと、ほぼそのものです。(笑)
このアッペツェラー・ビーバーをほうばりながら、濃い珈琲で元気を取り戻しました。
Adler
Weissbadstrasse 29050 Appenzell, Switzerland
Tel. +41 71 787 13 89
adlerhotel.ch
川を渡ってまた駐車場へ戻りぎわ、アルプスの峰々が見渡せましたが...
「せんせい... あの山の先っぽに建っているのは電波塔?」
「・・・そうぢゃ、あの山に行こう。」
ちょっと待った... ずいぶん標高差があるぞ。これからあんな山のほうまで登っていくのかよ!?
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ZRH(6) - Adler @Appenzell
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