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CalTrain under Maintenance

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我が家は線路沿いにある。必然的に線路沿いにとぼとぼ歩く機会が増える。
そのため月に1~2回くらいのペースで目にするのが、この光景だ。

軌道の上を、遠くから何かがやってくる・・・。

近づいてくると、こんなだ。

初めて見たときは仰天したが、もうこれがあたりまえになってしまったのでなんてことはない。

日本の新幹線なら黄色い救急車、ぢゃなくて、黄色い新幹線ドクターイエローなんだろうけど・・・CalTrainはクルマ。
クルマが線路の上を走る。日によって違うが、ときどきは踏切も点灯する。すると踏切がチンチンうるさく鳴るところをこんなクルマがとことこと走っていくという、たいへんにシュールな光景を目にすることができる。

とっさにiPhoneのカメラを起動して撮影したら、軌道試験車?の運ちゃんがちょっと手を振ってくれた。アメリカは気さくだ。

時速5~10kmくらいで走っている。そんなにのんびり走っていたら後続の列車に邪魔にならないのか?と思うでしょう?

邪魔にならないのだ。

なぜなら、日中のCalTrainは1時間に1本しか走っていないからだ。ちっとも自慢にならない。
以前は1時間に2本は走っていたのに、ちーとも客が増えなくてまた間引きされた。
この調子では、僕の余命があるうちにカリフォルニア高速鉄道は完成しないと思う。

日本へ出かけてリニア新幹線に乗り、人工生命M1号と一緒に私はカモメになるほうが早そうだ。
(円谷特撮世代ではない読者、ジョークが判らない場合はggrks)
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