日曜日になりました。この日が引っ越し準備の最終日。庭にはもう雪が降った後は全く見られません。
この日は引っ越し業者さんが下見に来たり、先生の息子Pさんが天井のランプの取り外しなど手伝いに来てくれました。220VACだから電気周りは触るのをビビってたので助かりました~。Pさんはシリコンバレーの大きな検索エンジンの会社wのスイス子会社に勤めていて、年間4回くらいはサンブルーノの大手動画サイトwに出張するそうです。サンマテオの我が家にも寄ってくれるよう誘いました。スイスの先生ったら「儂が滞在している時にベイエリアへ出張してこい」なんて、自分本位な無理を言うし。(笑)
ともあれ、午後の早い時間で引っ越し準備完了♪ 見逃しがないか再点検(英語だと walkthroughって言います。日本語的にはリハーサルみたいな意味もあります)やって作業に漏れがないのを確認した後で、Pさんも業者さんも引き揚げていきました。僕もかれこれ1週間近く滞在して、間に合ったよ~って、ようやく帰国前日に安心できました。
最後の晩は、先生のお宅からいちばん近くの「そこそこいいダイニング」へ出かけました。
ベーレン=熊、という名前の食堂です。
以前は入口を入って右側の Fine Dining なテーブルへ腰掛けましたが、左側は大衆的で相席っぽい雰囲気だそうです。
料理の値段は変わらないそうですが、そっちの大衆的な雰囲気が面白そう!って、選ばせてもらいました。
日曜の晩に、2~3組がお食事中。気楽な雰囲気の中で食前酒を。
グラス売りのピノ・グリージョがあるというので、僕はそれで。スイスの先生はトマトジュースで。
炭酸水と... 赤ワインは、今度はブラウブルグンダーだそうですが、これもピノ・ノワールのことのようです。
Maienfelder Blauburgunder Pola 2014 冷涼な気候で作られたピノらしく、生臭さが全く無くタンニンも軽い。
パンが2種類なのは前回と変わりませんが、添え物が5種類に増えていました...。
ウエイトレスの姉さん「チミチュリ chimichurri って言うんですけど...」と言ってるから「こちとら、毎年南米へ通ってておなじめでぇ!」と言い返したいのをウズウズとこらえていました(笑)。でも南米のチミチュリとは別物。左端の緑色はペストソースだからバジルと松の実で、まんなかがチリペッパー、白いのがバターで右端はトマトとニンニク。どれもいけてまうすが、先生はバジルにハマって占有。僕はけっこう後から辛いチリソースとバターの混合で使いました。
そして最初のお皿。
Avocadosalat mit Cocktailcrevetten アボカドサラダとシュリンプカクテル、カクテルソース添え
この「カクテルソース」って、マヨネーズにパプリカをちょっと加えた程度のサッパリ系。
アボカドとは相性いいよね。僕、これにしようと思ったら先生に注文されちゃいました。(泣)
そこで、温かいほうのアペタイザの一覧から海老を選択。
Frittierte, panierte Crevetten mit Cocktailsauce サクサクに揚げた海老、カクテルソース添え
なんのことはない。エビフリャーそのものが出てきました。
衣もほぼ日本の冷凍エビフリャーだがね。こりゃいかんがね。
でも、タルタルソースや「ブルドッグとんかつソース」ではなく、カクテルソースで食べたのは初めて。
マヨ系のカクテルソースなので相性はすごく良かったです。それに揚げ物だから食前酒にもらった白ワインと最高♪
期せずして妙に日本的なエビフリャーをいただくことになってしまいましたが、メインコースは地元の料理です。
で、メインコースからはまた明日です♪
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CH(17) - Rte. Gastof Zum Bären (1)
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