木曜日、1月7日の朝は晴れていました。
この後、午後には驚くべき天候の変化を見せてもらえることになるから、ちょっとこのカットを覚えててね。
梱包作業に精を出して... って言っても、のんびりだけど。
この日のランチは、僕がMIGROSスーパーでソーダや土産のチョコを買いたいと申し出たので、クロテンの街へ。
ここがクロテンのMIGROSスーパー。スイスのスーパーマーケットチェーンはMIGROSとCOOPの、ほぼふたつだけ。
ここ、空港の近所だけあってなのか、この周辺のスーパーではいちばん大きいです。
そして併設のカフェテリア・レストランが「安くてそれなりに美味い」ので、ランチタイムは大混雑。
ちょうど12時ちょっと過ぎに来ちゃったから、もう混んでる。
さっそく何が並べてあるか見ていきますが... なぜかこの意味不明なディスプレイがかわいかった。
売り切れてて、何が置いてあったか判らない...。ゆで卵でも売っていたのでしょうか。
サラダやデザートのコーナーが、こんなふうにアイランドになっています。周囲にドリンク類やメインコースが。
ここのサラダは種類がすごーく豊富。
こんなふうに、ディスプレイも綺麗だし、ちゃんと衛生的にガラスのガードが立ててあるし、安心です。
でも量り売りだと考えると、すげー高い。我が家の近所のTrag'sで1ポンド7ドルだけど、ここは100グラム5フラン。
デザートコーナーには、この季節ならではのクッキーも。
ここらへんのカーニバル、ファスナハト Fasnacht の時期に出回る笑い顔お面クッキー... 少し怖い。(笑)
どうしよう。何を食べよう?・・・そうだ先生は何を食べるのかな?と探したら...
ちゃっかり自分だけ何か注文してます。(怒)
どれどれ...『ゲシュタルト崩壊したラム肉と悪魔、自家製ヌーデルンと今日の野菜添え』か?う~ん、違うな...。
添え物の訳はあってるみたいですが、ラム肉は薄切りでシチュー仕立てみたいになっていました。
これが実物。結局、スイスの先生と同じ物を食べた奴。
ただ「今日の野菜」はサヤエンドウで。先生は人参をもらっていました。
「手伝いに来てくれているんだから儂が払う」って、お会計は先生が払いっぱなし...。ごちそうさまです。
さて... 空席探し。
窓の近くに空席を見つけました♪
でも、この写真の席ではなく、通路をはさんだ隣の席が4人がけでテーブルがおおきいから、そっちに。
座って... あ、飲物を忘れた。先生は飲物はいらないと言い張るから、多分つきあうだろうアイスティーを一本入手。
お茶をぶら下げて戻って来たら、椅子に読み捨ててあった新聞を読んで待っていてくれました...。
では、いただきます♪
カフェテリアのラムシチューとしては、そこそこ美味しい。パスタは思ったほど延びてない。アメリカ基準なら極上で、日本基準だと上出来なメッセかどこかのカフェテリアのランチ、といったところでしょうか。
このリプトンのピーチティーみたいなのは、リプトンよりは風味が強くてずっと美味しい。
スイスって食品の値段が日本人基準でも目玉が飛び出るほど高いけど、品質はそれなりだから有り難いです。
お食事後に買い物を済ませて、先生のお宅へ帰ったら...
出入口の手を付けられていない庭先に、ちいさなシクラメンが咲いていました。小指の爪くらいの花びらが可憐です。
そしてまた荷造り開始...。
午後早い時間ですが、曇ってきて凄く気温が下がってきたなぁ、とは感じていました。
やがて窓の外がいやに明るく感じると思ったら・・・
ドカ雪です。文字通りに雪がおおきな塊でドカドカ落ちてきます。こんな短時間で積もる大雪は初めて見たかも。なにせ積雪は東京へ来るまでに2~3回しか見たことがない南房富津の育ちです。東京も雪が多くて驚いたほどです。
日が暮れる頃には雪がやんだけど、こんな景色に...。この記事の最初のカット、晴天の朝とはえらい違いです。
ことしはスイスの雪を見られずに帰るのかな?と思っていたら、スイスが雪を降らせて歓迎してくれたと感じました。
そして、この雪のなかを、麓のバッセスドルフの街までディナーへ出かけました...。
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CH(11) - Lunch at MIGROS
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