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FR(14) - Rte. L'Embellie (2)

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僕はチューリヒ郊外で荷造りのお手伝い中だと思いますが、自動更新で晩夏のフランス紀行、連載は続きます...。

ブルゴーニュの田舎でオープンエアなディナーをいただいております...。

パンはこんな形でサーブされていました。2種類くらいあります。

そろそろ空気にあたって開いたと思われる、ジュヴレ・シャンベルタン(ちゃんと書けるんだぞw)を注いで...

・・・すいません。ハズレを引きました。ブショネってるのではなく、なんかフラットで中途半端な風味のピノ。
「だからAOCの銘柄だけで選んではいかんと言っただろうが?」「・・・勉強になりました。」
ワイン選びの失敗は、帰りのクルマの中でまで追求されました。なかなか辛辣です。(泣)

「ライカをよこしなさい。」「あ。酔って顔がフラッシュ(赤面)してるのを撮るの?」「違う!空が美しいのぢゃ!」
     
やっぱ撮ってる。酔って紅くなってるのもしっかり撮ってる...。

お肉に備えて赤ワインを用意して、でもワインの風味に少しガッカリしつつ... お肉の到着です。

シャロレー種牛サーロインの厚切りステーキ。パセリ風味のバターと骨髄。
焼き加減はセニャン saignant を指定。ミディアムレアくらいでしょうか?青くテカる生焼け Blue は、無理...。

「ライカをよこしなさい。」 ・・・今度は何を撮りたいのか、不明。でも撮ると必ず「ブログに載せなさい」だし...。
     
自分の皿へのピン寄せにしくじってるんだと思う。w  でもちゃんと載せたよ。>S.A.博士(たまにここ見てるし)

さて、ステーキはこんな。

見かけによらず、よくからむソースがおいしい。赤身の多い肉質ですが、やわらかい。温野菜も風味が強くて上出来。

分量があるメインコースのおかげで、すいぶん満腹。

チーズはブラン(白いフワフワの新鮮な山羊チーズで、ヨーグルトみたい)は選ばず、プレートからのお好みで。

お店のマダムが持ってきたプレートはこんな様子でした。

山羊、白カビ青カビ、コンテ、ウォッシュ... 地産のチーズで揃えてあるし、地産だけで揃うのも凄い。

結局、いつものような選択結果になりました。

セミハードはコンテ、白カビは「このへんで造ったブリーみたいな奴」で、熟成が進んだエポワス。プラムのソースを添えてくれましたが、このソースはコンテチーズとの相性がとても良かったです。

デザートは「桃っぽいの」か「チョコっぽいの」だそうで、頼み分けてみました。

こっちが先生の「桃っぽい」ほうのデザート。バニラアイスと桃ソースでサッパリしたデザートです。

僕は「チョコっぽい」ほうを頼んだら、重いデザートでした。

チョコのバーはクリスマスのノエルが小型化したような味。キャラメルジェラート添えで、かなり濃厚です。夏場よりも秋~冬にかけてピッタリなデザートでしょう。でも濃厚なのは好きだから無問題でした。

こんな名札が付いてるし。

レストランの店名を刷り落としてあるんです。

おじいさんたちは、午後6時以降のコーヒーは眠れなくなるからパス。

プチフールをつまみながら、お会計しました。チョコブラウニーみたいなのがアメリカと違って抜群に美味しい。

お食事を終えて街道沿いの駐車場へ戻ったら、もうたっぷり暗くなっています。

近所にまた一軒、悪くないレストランを見つけました。
先生のお宅へ戻って、最後の晩を過ごします。この翌日はマコンの駅まで送ってもらって、帰路につきます。

Restaurant L’Embellie
Le bourg, 71250 Sainte Cécile
Tél.: 03.85.50.81.81
www.lembellie.com

Hours:
  Closed on Sunday Evening, Monday evening, Tuesday evening and Wednesday.
  The Service Hours are 12:00-13:30 and 19:15-20:30


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