僕はチューリヒ郊外で荷造りのお手伝い中だと思いますが、自動更新で晩夏のフランス紀行、連載は続きます...。
ブルゴーニュの田舎でオープンエアなディナーをいただいております...。
パンはこんな形でサーブされていました。2種類くらいあります。
そろそろ空気にあたって開いたと思われる、ジュヴレ・シャンベルタン(ちゃんと書けるんだぞw)を注いで...
・・・すいません。ハズレを引きました。ブショネってるのではなく、なんかフラットで中途半端な風味のピノ。
「だからAOCの銘柄だけで選んではいかんと言っただろうが?」「・・・勉強になりました。」
ワイン選びの失敗は、帰りのクルマの中でまで追求されました。なかなか辛辣です。(泣)
「ライカをよこしなさい。」「あ。酔って顔がフラッシュ(赤面)してるのを撮るの?」「違う!空が美しいのぢゃ!」
やっぱ撮ってる。酔って紅くなってるのもしっかり撮ってる...。
お肉に備えて赤ワインを用意して、でもワインの風味に少しガッカリしつつ... お肉の到着です。
シャロレー種牛サーロインの厚切りステーキ。パセリ風味のバターと骨髄。
焼き加減はセニャン saignant を指定。ミディアムレアくらいでしょうか?青くテカる生焼け Blue は、無理...。
「ライカをよこしなさい。」 ・・・今度は何を撮りたいのか、不明。でも撮ると必ず「ブログに載せなさい」だし...。
自分の皿へのピン寄せにしくじってるんだと思う。w でもちゃんと載せたよ。>S.A.博士(たまにここ見てるし)
さて、ステーキはこんな。
見かけによらず、よくからむソースがおいしい。赤身の多い肉質ですが、やわらかい。温野菜も風味が強くて上出来。
分量があるメインコースのおかげで、すいぶん満腹。
チーズはブラン(白いフワフワの新鮮な山羊チーズで、ヨーグルトみたい)は選ばず、プレートからのお好みで。
お店のマダムが持ってきたプレートはこんな様子でした。
山羊、白カビ青カビ、コンテ、ウォッシュ... 地産のチーズで揃えてあるし、地産だけで揃うのも凄い。
結局、いつものような選択結果になりました。
セミハードはコンテ、白カビは「このへんで造ったブリーみたいな奴」で、熟成が進んだエポワス。プラムのソースを添えてくれましたが、このソースはコンテチーズとの相性がとても良かったです。
デザートは「桃っぽいの」か「チョコっぽいの」だそうで、頼み分けてみました。
こっちが先生の「桃っぽい」ほうのデザート。バニラアイスと桃ソースでサッパリしたデザートです。
僕は「チョコっぽい」ほうを頼んだら、重いデザートでした。
チョコのバーはクリスマスのノエルが小型化したような味。キャラメルジェラート添えで、かなり濃厚です。夏場よりも秋~冬にかけてピッタリなデザートでしょう。でも濃厚なのは好きだから無問題でした。
こんな名札が付いてるし。
レストランの店名を刷り落としてあるんです。
おじいさんたちは、午後6時以降のコーヒーは眠れなくなるからパス。
プチフールをつまみながら、お会計しました。チョコブラウニーみたいなのがアメリカと違って抜群に美味しい。
お食事を終えて街道沿いの駐車場へ戻ったら、もうたっぷり暗くなっています。
近所にまた一軒、悪くないレストランを見つけました。
先生のお宅へ戻って、最後の晩を過ごします。この翌日はマコンの駅まで送ってもらって、帰路につきます。
Restaurant L’Embellie
Le bourg, 71250 Sainte Cécile
Tél.: 03.85.50.81.81
www.lembellie.com
Hours:
Closed on Sunday Evening, Monday evening, Tuesday evening and Wednesday.
The Service Hours are 12:00-13:30 and 19:15-20:30