帰りの飛行機も夜行便です。レイトチェックアウトを買ってありましたから、安心して昼食へ出かけました。
・・・といっても、気になっていたのはここんち。ピンチョス Pintxos のスペルで、バスク語なのが判る。
場所はモスキート通りの角です。ジェラテリア「モー」の、おとなり。
日曜は閑散として人通りが少ない。Yelp! でもここんちは休業になってましたが... ハイシーズンだからか、営業中。
ここ、ホテルの併設レストランみたいです。
奥の方の二人がけテーブルをもらいましたが... 周囲は6名様くらいのグループがいっぱい。観光シーズンですね。
ランチだけど、この食事を最後に帰るから、食前酒を。
ちょっとミーハーにキール・ロワイヤルで。ウエイターくんがピッコロボトルのスパークリングを開けてくれます。
あらかじめクレム・ド・カシ(カシスのリキュール)が入っているフルートグラスへ泡を投入♪
ウエイターくん... カメラを向けてるから少し緊張して、少しニヤニヤしてました。
キール・ロワイヤルの完成です。余った泡をそのままちょびっと試したら、市場で飲んだ奴のブリュットでした。
カシスの香りが乗って、色もキレイ。でも本来はどっちかっつーと女性向けのカクテルなんだよね。w
パンも届きました。温めてくれてあります。
なんだかドレッシングみたいなスプレッドが添えてある。
かくして、テーブルの上はここまでキマした。
パンをちょびっとだけつまんで、キールをクイクイやって... タパスメニューが届くのを待ってます。
すぐ横の6名様が退席して、次のお客さんの準備が整った隙に、ぱっち。
こんな雰囲気なわけだ。タパス・バルとレストランの中間くらいな感じ。入口にはカウンター席もありました。
間もなく、最初のお皿がキマした。
クロケタス・デ・ハモン Croquetas de Jamón、ハムの入ったクリームコロッケです。($6,500)
ひとつ割って、中を拡大して写しました...。
ハムが少なめでも、メチャクリーミィだから許す。アツアツで火傷しそうだけど、これスゲー美味い。揚げたてのクリームコロッケが美味くないわけがないですが、なかなかの出来映えでした。
コロッケが熱いので、炭酸水をもらうの忘れてたのに気づきました。
キール・ロワイヤルが減ってないみたいですが... 泡を注ぎ足したらカシスのリキュールも足してくれました♪
期待のもう一品も、キマした♪
プルポ・アラ・ガイーェガ Pulpo ala Gallega タコの薄切りソテー、ポテト敷きでパプリカがけです。($8,000)
これはバルセロナの海岸あたり、バルセロネータのシーフード店なんかで食べてました。
金太郎さんで「チリはタコが美味しい」のを発見していたので、これを頼んだけど... 食べきれないほどイッパイ。でも柔らか~なタコに、オリーブ油がからんだポテト、パプリカ風味で完食できました。
下に隠れているポテト、こんなです。
バルセロナで食べるよりもタコが新鮮やわらかなので、ちょっち悔しいけどチリのほうが美味しいと思います。
外国からの観光客がランチ食べる時間が過ぎたのか、店内は空いてきました。(4時で閉店だとは知らなかったし)
素っ気ない内装だけど料理はなかなか。
メインコースに「(バスク地方の)ビスケイン湾のバカラオ」とか、興味深いものもあったけど、もうお腹いっぱい。
デザートへいきました。
ウエイターくんから「今日はティラミスがあるよ」と聞いたので、それにしてみました。($2,900)
・・・食いでがあります。
マスカルポーネも新鮮、甘さも苦味もバランスが良くて、この手の店では上出来と申せましょう。
甘い物をいただく時はコーヒーを甘くしないの法則は、ここでも。
ダブルエスプレッソをいただいて、おしまい。
退出する際に、入口あたりも空いてきていたので、了解をもらって、ぱっち。
カウンターが広いから、ここで地ビール飲みながらコロッケとタコでも良かったよね。
入口に、あの元祖ヘタウマの大先生の作品ポスターが飾られていました...。
白黒にしたら「ゲルニカ」みたいな図案...。(汗)
ここ、ちょっとバスク風のタパスをやりたくなったら、なかなかいいかも。
チリ側は新鮮な魚介類が流通しているから、レベルが高いです。バルセロナやビルバオに来たみたい。帰国前の遅めなランチに満足して、部屋へ戻ってパッキングを始めました。帰りのタクシー手配も済んでいます♪
El Txoko Alavés
Mosqueto 485, Santiago, Región Metropolitana
Tel. +56 2638 2494
ciudaddevitoria.cl(ホテルのウェブページ)
Hours:
Mon-Sat: 12:00 - midnight
Sun: 12:00 - 16:00