アパートからモスキート通りを通って1ブロック歩くと、地下鉄駅の前に出ます。
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Bellas Artes という、美術館前駅ですが... 壁画がなんだかなぁ。
で、この駅のお向かいにオーナーさんもシェフさんも日本人な純和食店があります。
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金太郎さんです。ランチタイムは既におなかいっぱいだったので、ディナーの予約をお願いしておきました。
開店と同時に入店したら、シェフさんの前に座らせてもらえて、日本語で会話が楽しめました。
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鮨ネタのケースはシャケとタコがいっぱい...。メニューにもシャケとタコだけの握りが載っているくらい人気みたい。
「大西洋側のブエノスアイレスは毎年行くけど、サンチアゴは初めてなんです。」と素直に白状して、いろいろ教えていただきました。ここんちのシェフさん、チリ大使館やブラジル大使館で公邸料理人を務めていらした凄腕です。同じ歳くらいだと思ってタメ口きいてたら... 5歳も歳上で驚きました。鮮度の高いおさかな食べてると老けないんでしょうか。
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飲物はどうしましょ?と聞かれ、一人なので現地のセルベッサ(ビール)を試してみました。
これはペールエール系かな。オーナーのS木さんが「これ、日本人の口にあうと思います」って選んでくれました♪
北米と南米に別れているけど、ほぼ同世代だし同じ日本人の移民同士ですし、公邸料理人に関しては築地の若旦那に相談されたり外務省に友人(とお呼びしてもいいでしょうか?)がいる、という経緯もあって、いろいろと気が合いました。あと、さりげなく観察していると、やはり食品衛生管理がちゃんとしてます。そういう観点からも安心できました。
ビールを飲みつつ鮨をつまんでいる間にも、ぞくぞくと客が入ってきます...。
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8時すぎには満席で、外には空席待ちのお客さんまで出てくるくらいの人気店でした。
で、こちらが「つまんでた鮨」です。握りの盛り合わせをお願いしました。
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「今日はいいマグロとか入らなくて...」とシェフさんにもオーナーさんにも言われたものの、確かにシャケとタコが抜群に美味い!他のネタも美味しい。カリフォルニアでは脂が乗った魚は握り鮨に敬遠されるから滅多に食えないし、シャリの握り加減も上手で感動しました。サンマテオに引っ越して来て欲しいくらいです。
シェフさん、今でこそ鮨に集中していますが、公邸料理人だった時には「なんでも出来ないといけねえんで、フランス料理もできますよ」だそうです。いかに~も鮨職人っぽい見かけなので、失礼だけどブーケガルニ組んでたら笑えるかも。でもこんなに鮨が流行ってるんだし、サンチアゴで和食フュージョンな店を出したらヒットしそうですけど...。
「でもブラジル大使館では仕入れに苦労しました」って言われて、はたと気づきました。領事館はリオやサンパウロだけど... 首都って、あの失敗作な人工都市と言われるブラジリアぢゃん! 大切なパーティの時にはサンパウロのジャパンタウンへ料理人みんなで手分けして買い出しに出かけたと、遠い目で語ってくれました。(笑)
サンチアゴには駐在さんや日系人がけっこういるようで、ここんちみたいな純和食店は貴重な存在のようです。
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「日系人・日本人向けにラーメンもあるんですが、チリ人にも人気が出てきました。」とおっしゃるので、次回はシャリ抜きで刺身をいただくようにして、是非そのラーメンを試させていただくことにしました。「あ、そうそう。かくかくしかじかで『世界麺修行』してる奴が来るかもしれませんから、気をつけてね」って警戒警報をお伝えしておきましたが「へぇ。わざわざ世田谷からはるばる海外へ出てラーメン?気味が悪いねぇ...」だって。w
この後にシャケとタコの握りセットもいただきましたが... シェフさんと話がノリノリで撮影し忘れました~。確かに脂が乗ったシャケに、やわらかタコはネタの中でも特筆ものに美味しいです。この2品セットがあるの、判ります。
こちら、ファンシーなお店ではありませんが、サンチアゴで純日本式の握りをいただくなら筆頭の選択肢です。
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「合衆国へ帰る前に、また伺います!」とお約束して、退席しました。
大西洋側のブエノスアイレスでは、にく。太平洋側のサンチアゴでは、おさかな。
同じパタゴニアでも太平洋側のチリ沿岸は三陸沿岸同様にリアス式で良い漁場になっているうえ、日本からの技術移転や経済協力が実を結び良質の海産物の養殖が盛んな模様です。...地震になったら互いに波かぶりあう仲良しだもんね。
夕暮れのモスキート通りを通って、アパートへ帰ります。
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夏は日が長いし Daylight Saving やってるから、これで午後9時くらい。人通りも多いから安全・安心でした。
門番さんが夜警でナイトシフトに変わっていても、部屋のキーを見せたら一発でパスします。
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ここがA棟・B棟への入口。入って左へ曲がるとA棟のエレベーターです。
1階にある待ち合いロビー。
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あんまり使っている人はいなかったけど、午後は日陰で冷え冷えしていて居心地いいから親子連れが来ていました。
ね?A棟のエレベータは19階まで。B棟は22階までで、23階がコインランドリー&屋上テラスなのだ。
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なぜかゼロ階が無いけど、まあいいや。あと、この施設のどこかに屋内プールがあるはずだけど、それもいいや。
部屋に戻ってくつろいでいたら、とっぷり暗くなりました。
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山のてっぺんで観音様が輝く時間、窓開けっ放しでベッドへもぐりこみました。...で、寒くて目が覚めました。サンマテオに引っ越してきた時は昼夜の寒暖差で夏風邪引きまくったけど、ここはそれ以上です。でも似たような気候。
翌朝はスーパーで買ってきたヨーグルトやバナナで朝食を済ませ、予約を入れておいた店にランチへ向かいました。

Bellas Artes という、美術館前駅ですが... 壁画がなんだかなぁ。
で、この駅のお向かいにオーナーさんもシェフさんも日本人な純和食店があります。

金太郎さんです。ランチタイムは既におなかいっぱいだったので、ディナーの予約をお願いしておきました。
開店と同時に入店したら、シェフさんの前に座らせてもらえて、日本語で会話が楽しめました。

鮨ネタのケースはシャケとタコがいっぱい...。メニューにもシャケとタコだけの握りが載っているくらい人気みたい。
「大西洋側のブエノスアイレスは毎年行くけど、サンチアゴは初めてなんです。」と素直に白状して、いろいろ教えていただきました。ここんちのシェフさん、チリ大使館やブラジル大使館で公邸料理人を務めていらした凄腕です。同じ歳くらいだと思ってタメ口きいてたら... 5歳も歳上で驚きました。鮮度の高いおさかな食べてると老けないんでしょうか。

飲物はどうしましょ?と聞かれ、一人なので現地のセルベッサ(ビール)を試してみました。
これはペールエール系かな。オーナーのS木さんが「これ、日本人の口にあうと思います」って選んでくれました♪
北米と南米に別れているけど、ほぼ同世代だし同じ日本人の移民同士ですし、公邸料理人に関しては築地の若旦那に相談されたり外務省に友人(とお呼びしてもいいでしょうか?)がいる、という経緯もあって、いろいろと気が合いました。あと、さりげなく観察していると、やはり食品衛生管理がちゃんとしてます。そういう観点からも安心できました。
ビールを飲みつつ鮨をつまんでいる間にも、ぞくぞくと客が入ってきます...。

8時すぎには満席で、外には空席待ちのお客さんまで出てくるくらいの人気店でした。
で、こちらが「つまんでた鮨」です。握りの盛り合わせをお願いしました。

「今日はいいマグロとか入らなくて...」とシェフさんにもオーナーさんにも言われたものの、確かにシャケとタコが抜群に美味い!他のネタも美味しい。カリフォルニアでは脂が乗った魚は握り鮨に敬遠されるから滅多に食えないし、シャリの握り加減も上手で感動しました。サンマテオに引っ越して来て欲しいくらいです。
シェフさん、今でこそ鮨に集中していますが、公邸料理人だった時には「なんでも出来ないといけねえんで、フランス料理もできますよ」だそうです。いかに~も鮨職人っぽい見かけなので、失礼だけどブーケガルニ組んでたら笑えるかも。でもこんなに鮨が流行ってるんだし、サンチアゴで和食フュージョンな店を出したらヒットしそうですけど...。
「でもブラジル大使館では仕入れに苦労しました」って言われて、はたと気づきました。領事館はリオやサンパウロだけど... 首都って、あの失敗作な人工都市と言われるブラジリアぢゃん! 大切なパーティの時にはサンパウロのジャパンタウンへ料理人みんなで手分けして買い出しに出かけたと、遠い目で語ってくれました。(笑)
サンチアゴには駐在さんや日系人がけっこういるようで、ここんちみたいな純和食店は貴重な存在のようです。

「日系人・日本人向けにラーメンもあるんですが、チリ人にも人気が出てきました。」とおっしゃるので、次回はシャリ抜きで刺身をいただくようにして、是非そのラーメンを試させていただくことにしました。「あ、そうそう。かくかくしかじかで『世界麺修行』してる奴が来るかもしれませんから、気をつけてね」って警戒警報をお伝えしておきましたが「へぇ。わざわざ世田谷からはるばる海外へ出てラーメン?気味が悪いねぇ...」だって。w
この後にシャケとタコの握りセットもいただきましたが... シェフさんと話がノリノリで撮影し忘れました~。確かに脂が乗ったシャケに、やわらかタコはネタの中でも特筆ものに美味しいです。この2品セットがあるの、判ります。
こちら、ファンシーなお店ではありませんが、サンチアゴで純日本式の握りをいただくなら筆頭の選択肢です。

「合衆国へ帰る前に、また伺います!」とお約束して、退席しました。
大西洋側のブエノスアイレスでは、にく。太平洋側のサンチアゴでは、おさかな。
同じパタゴニアでも太平洋側のチリ沿岸は三陸沿岸同様にリアス式で良い漁場になっているうえ、日本からの技術移転や経済協力が実を結び良質の海産物の養殖が盛んな模様です。...地震になったら互いに波かぶりあう仲良しだもんね。
夕暮れのモスキート通りを通って、アパートへ帰ります。

夏は日が長いし Daylight Saving やってるから、これで午後9時くらい。人通りも多いから安全・安心でした。
門番さんが夜警でナイトシフトに変わっていても、部屋のキーを見せたら一発でパスします。

ここがA棟・B棟への入口。入って左へ曲がるとA棟のエレベーターです。
1階にある待ち合いロビー。

あんまり使っている人はいなかったけど、午後は日陰で冷え冷えしていて居心地いいから親子連れが来ていました。
ね?A棟のエレベータは19階まで。B棟は22階までで、23階がコインランドリー&屋上テラスなのだ。

なぜかゼロ階が無いけど、まあいいや。あと、この施設のどこかに屋内プールがあるはずだけど、それもいいや。
部屋に戻ってくつろいでいたら、とっぷり暗くなりました。

山のてっぺんで観音様が輝く時間、窓開けっ放しでベッドへもぐりこみました。...で、寒くて目が覚めました。サンマテオに引っ越してきた時は昼夜の寒暖差で夏風邪引きまくったけど、ここはそれ以上です。でも似たような気候。
翌朝はスーパーで買ってきたヨーグルトやバナナで朝食を済ませ、予約を入れておいた店にランチへ向かいました。
