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JPN(8) - Nodaiwa in Ginza (2)

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11ヶ月ぶりに集まった takimoni さん&オーマイさんと一緒に、野田岩の銀座店で鰻三昧しております。

マコンのワインに飽きてきたので、クラブソーダをもらって白ショルレを作ってみたり。
  
さすがクラブソーダは炭酸がきっつい。まるで「軽めなシャンパーニュ」のような味わいへ変身♪
これはバルセロナの有名店、エル・シャンパニエート El Xampanyet の名物ドリンクそのものです。
しかも、もともとはシャルドネだから...これは ブラン・ド・ブラン というわけですよね。(爆)

サラダをやっつけ、雑談もしきりなところで・・・ ここで偉そうな漆器が到着しました。

店名が入った、年季もずいぶん入った漆器です。フタを取るのを待ってもらって、あわてて撮影記録しました。(汗)

フタを開けたら、白焼きの鰻さまが鎮座ましましていらっしゃいました。

志ら焼
これ、白焼きっていってもあっさり味がついてる。しかも天然ものを指定したせいなのか、全然脂っこくない。

でもいちおう、この山葵を載せていただくことになっているようですので、試してみました。

ますます脂っこくない。なんか肩すかしを食らったようにサッパリしてる。でもウナギっぽい風味が口中へ広がる。

「脂っこくないけど、なんだか... もうかなりウナギ食べちゃったって満足感、無い?」
「ある~!! でもまだ特上の鰻重が来るんですよね??(汗)
「鰻重、立派なのにして失敗だったかも? この後もう一件ハシゴは無理だよ。やっぱし隣のカフェにしましょ...」

・・・とかいう会話をしているうちに、お次が登場。

鰻とふかのひれ入り茶碗蒸し
個人的には主菜の前に茶碗蒸しをはさんで「露骨なうなぎ続き」にならないコースの工夫にシビレましたよ。
さらに個人的には、もうカリフォルニアではご禁制になってしまったフカヒレが使ってある...。(垂涎・垂唾)

フタを開けると、こうなってました。

ちいさな柚子が香る。ああニッポンへ帰ってきた、と感じさせてくれる。
さらに、茶碗蒸しの卵とじをほじくると鰻とフカヒレがたんまり入っていて、これは幸せな逸品でございました。

そして・・・ 絶滅危惧種 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!

鰻重 吸物 香の物 箸休め

鰻重なのに...せせらぐ水流に鯉の絵かい?とか、意図的に外してる?とか思いつつフタを開けると...

ビッシリ」という表現が適切ではないでしょうか? ごはんがほとんど見えない鰻重。夢を見ているようです。(笑)

でも天然物のためなのか、養殖物みたいに、異様にムチムチでフカフカな印象はない。

野田岩のタレってもともとサッパリ系なところへ、いたずらに脂の乗ってない天然鰻を載せたせいでしょうか。こんだけビッシリ詰め込まれた重箱を、すみっこつっついてカラッポにできました。(苦笑)


吸物
これはもちろん肝吸いでした。他のお二人が気づいていたか存じませんが... 久々の三つ葉にうっとりとしていました。

そしてこちらが箸休めです。

大根おろしが丸まってるんだけど、サッパリしてて食欲を取り戻してくれました。さっすが老舗って考えてる~!

いつものように、これはパス。

香の物 こちらは撮影終了次第「ご存じ、僕は非国民ですから」と、他の御両名へと押しつけました。(苦笑)
(この「棄民」とか「非国民」って台詞、気をつけないと入国禁止にされそう。(汗))

最後に、焙じ茶と一緒に水菓子を出してくださいました。

デザート
僕、固い柿は嫌いでグズグズなのが好きって何度も書いてるよね?これ、僕が摂取可能な範囲内で限界の硬さでした。ですが季節の水菓子を出して〆にしてくださるコース仕立て、なかなかのものでした。

でわ、まぢ、おやぢが3匹で突撃するつもりなのっ!? な店へと向かうことにいたしましょう...。

脂っこくて途中でイヤになったらどうしよう?とか、食べきれるか?とかいう心配御無用に美味しい野田岩さんでした。でももし養殖物で脂ギットギトな肥りまくった鰻だったら... 挫折してたのかも? 良品を御馳走様でした!

でわ... 明日はいよいよその「おやぢ3匹で行くなんてありえない」カフェへ入った様子を。お楽しみに。(笑)


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