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EZE(8) - La Bougogne (1)

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ブエノスアイレスへ到着した日、ディナーへやってきたのは Relais & Châteaux 加盟店のラ・ブルゴーニュ。

アルベア・パレス ホテルの地下にありますが、横っちょの坂道からも直接入場できる出入口が、こちら。

・・・で、ホテルの豪華絢爛な正面玄関をくぐって、おすましして入ってくると、ここがレストラン入口。

本日のムニュとアラカルトが Relais & Châteaux ロゴと一緒に飾ってあります。

このドアをくぐると... いきなり目が廻る楕円形のらせん階段。

大理石に黒と金色。ラグジュアリーな見かけの階段を降りると、レセプションがあります。

メインダイニングルームの手前には、こんな待合室やシガールームもあったりします。

でも、使っているというか、誰か座っているのは滅多に見かけません。

基調色が赤の革張りで、アルゼンチンでは比較的明るい色調の木材が使われています。

あっちこっちにプライベートルームが潜んでいたりするのが、ブエノスアイレスきってのお店だけあります。

・・・と、あちこちをぱっちしていたら「地下のプライベートルームはご覧になりましたか?」って聞かれて...

ここが地下の「ひみつきち」だそうです。お誕生会とかの宴会用らしいです。

「Stan様もぜひ一度、こちらでバースデーパーティーをいかがですか?」って言われました。(汗)
誕生会を Relais & Châteaux 加盟店で何度かやったけど、参加者全員を南半球まで呼んでくるのは大変です。

で、これが目が廻りました...。

地下からいちばん上まで螺旋階段を見上げましたの図。これ、グルグル感がより激しい。

で、メインダイニングに入場すると、こんな景色なのです。

テーブルの間隔がゆったりしてるよね。もっとも、こうしないとシャンパンやチーズのワゴンが通れない。

どのお席でも。って言われても、僕はいつもここですから。と、入ってすぐ左のすみっこに着席。レセプショニストくんは初めて見る顔だったけど、顔見知りのサービスパーソンくんがあわててテーブルをセットアップ。

ここからだと店内を見渡せるのだ♪ ・・・マフィアのボス好みな席かも。(笑)

そして、LaCieさま用のスペシャルなテーブルセッティングは、こうなります。

テーブルを少しずらして、天井からのスポットライトがテーブルのどこかに落ちるようにするのが LaCie様向けのカスタマイズなのだ。こうするとハロゲン光源のおかげでキレイな写真を撮りやすくなるのだ。(笑)

セットアップ完了、着席したところで、いきなりこのサクサクが出てくるのはもう数年間同じ。

パルメザン付きネジネジ、白胡麻&ポピーシード、バター風味の3種類あるパイ生地のサクサクです。

どれもシャンパンによくあうんだよね~ ・・・とうっとりする側を、ソムリエさんがカートを押してきました。

今日はどれにしましょ?って聞かれるので、最初はロゼがいいなぁ。と希望しました。種類はオススメのまま。

でわこれで。と、また新しいアルゼンチン産エスプマンテ(スパークリングワイン)を紹介してくれました。

NV Cavas Rosell Boher Rosé Brut  Méthode Tradicional, Mendoza, Argentina
ピノ・ノワールだけに由来するブラン・ド・ノワール Blanc de Noir です。ちゃんとメトード・シャンプノワーズの瓶内二次発酵だし、ピノノワールの赤ワインで色を付けていますが... カヴァを名乗っています。

シャンパーニュのAOCをなぞっているようでも、赤ワイン添加量が多めなのか... すげー色がきっつい。

色がきっつくてもタンニン感が出てくるほどでもないし、ガスの気圧もAOC準拠でしっかり6ATM以上ありそうに元気です。それでいて泡がシャンパーニュ並みにきめ細かいのに驚きます。アルゼンチンの泡、あなどれません。

・・・と、まだお食事が始まっていませんが、この La Bougogne でのディナーは4回連載で引っ張ります。


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