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>> Dr. S.A. in California (3)

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多少時系列が前後しますが、白ソーセージのおうちごはん第弐段を先にお見せします。


陽気がおだやかで、ネコもスイスの先生もデッキでのんびりしてばかりな日々...。

月曜日には、K.F.博士をお招きして白ソーセージのランチとなりました。

K.F.博士が「今日は Weißwurst だね?」と言うのを、僕が「そう呼ぶとS.A.博士が怒るから、Boudin Blanc って呼んでください」と伝えたら、案の定S.A.博士は「Weißwurst はミュンシェンぢゃ!」とお叱りが...。

僕たちアメリカ人、そこまで厳密に区別できません。

さて、スタータは冷製スープです。

アボカドのスープ コリアンダー、チャイブとキャビアのガーニッシュで。

これは作るのを手伝ったけど、凝ってます。

アボカドとヨーグルトにサワークリーム、絞ったオレンジをホイップしています。

先生に「魚卵はあるか?」と聞かれ、タラコを恐る恐る見せたけど、納得してもらえませんでした。(笑)
悔しいから高級スーパーまでダッシュして、くろたまごw を買ってきました。

やっぱ、くろたまごw が載っかると出来映えと高級感が違うわ。塩気と魚卵の風味が素晴らしい引立て役です。

そしてメインディッシュ。

スイスの白ソーセージに、先生お得意のレシュティ Rösti です。

レシュティは茹でてから線切りにして、バターで風味良く炒めるから最高に美味しい。

でも面倒くさい調理だからか、最近はあんまり僕だけのために作ってくれない...。

デザートは、ダイエット中のK.F.博士のためにもヘルシーにフルーツサラダで。

取り分けると、こんな感じ。食後のコーヒーもスイス製マシン Jura で淹れたハイローストのコーヒーです。

僕が材料を仕込んできましたが、アセンブリングはスイスの先生が。

黒っぽい粉が付いてるのは、かすかに振ってあるシナモンパウダーです。ブラウンシュガーとシナモンパウダーをサーブする1時間くらい前にふっておき、馴染ませるのがスイスの先生流です。

このちょっとのブラウンシュガーとシナモンで、確かに風味が増します。
しかもホイップクリームを載せたりしないからヘルシーな仕上がり。

K.F.博士がベルリンに買った別邸のお話(遊びに来いと招待されています)や、その他さまざまな話題で楽しいランチタイムを過ごせました。僕のためなのか、ありがたい事に会話はドイツ語にスイッチしませんでした。

その晩は「のこりものごはん」ですが、先生は缶詰トマトで作ったトマトソースのスパゲッティを。
なお、この前にトマトクリームスープと、アボカド&キャビアの残り物スープもいただいております。

そんなに赤くない、濃厚なソースです。まだ余ってるのでご相伴にあずかる機会があるかも。

僕は我を通して、解凍してしまったタラコを消費しようと...

タラコと納豆のスパゲッティです。お飲み物は先生の同意を得て、余った白ワインでショルレ。


「先生、臭うけどごめんね」って言って、苦笑を買いながら食べました。久しぶりの和風で楽しかった。

まだスイスの先生とカリフォルニアの記事はいくつか続くと思います。たぶん週末掲載で消化しますね。

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