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ZRH(21) - Back to Zürich

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国際時計博物館の見学を終わって、ラ・ショー・ド・フォンからチューリヒのほうへ帰ります...。

もう雪はやんでいるものの、道にはたまーにシャーベット状の部分があって少しこわそう。

ベルン経由で来た時とは違うコースでチューリヒへ戻るので、トンネルが減って谷沿いに山を下りるコース...。

道のまわりはこんな雪景色。針葉樹に積もった雪が寒々としていて、リキシャが走破してくれるのを祈ります。

でも改めて、スイスって街道の管理がちゃんとしてると思いました。

ほら。こんな森の中で凍結しそうな場所にも融雪剤が散布してあって、凍結で事故る可能性はかなり低い。

途中で給油中、雪が降り積もった丘の上を赤いローカルの電車が走っていきました。

わずかな雲の切れ目にさしかかって、よりいっそう赤く見える電車の車両がキレイ。スイスっぽいよね。

スリットのような日差しは、他の部分にも...。

アルプスのように絶景とはいえないものの、ああ冬のスイスへ来ているんだ。と思わせてくれる景色でした。

街道沿いにある街を通過するときは、こんな景色。

あの時計塔の屋根はジュラ地方のあたりで独特の形状だそうです。ガイドさんがいるから勉強になります。

平地へ降りてくるにつれ、だんだん雪は減ってきて...

もうすぐ高速道路?というあたりで、雪をあんまりかぶっていない緑の草原が見えてきました。

教会の屋根の形もトンガリになってきたし。

でも、山の上の方はまだガスってるよね...。

この後、高速道路のランプから東のチューリヒ方面へ向かいます...。

トンネルの中も、思い切り長いトンネル以外では道が濡れてる...。

さらに変な形の吊り橋を通過。

「スイスのベイブリッジぢゃ」とか冗談かますスイスの先生...。

やがて先生に「ほれ、そこがユラの本社ぢゃ。写真を撮り逃すでない!」と言われて、あわててぱっち。

先生はドイツ語でユラって呼ぶけど... 我が家のエスプレッソマシンのメーカー、ジュラ社です。
ここが本社でした。・・・って、高速1号線のそばってだけで、どのへんだかよくわかんないけど。(笑)

その後1時間たらずで先生宅へ帰還。

曇ってるけど水たまりは凍ってない。にしても、雀が氷点ちょい上の水を浴びてるのが寒々としてました。

パンダバードも巣の近くにいました。

寒いから羽根を膨らませているせいなのか、こころなしかデブになっててかわいい。

その日の晩は、また先生が自炊してしまいました。

ドライブで疲れているだろうから近所で外食しましょ。って提案しても、却下。簡単に作れるそうです。

ただ、先生... 今回初めてライスにチャレンジ。「貴様、サンマテオでは執拗に洗っておったが... コメの洗浄の見極めはどのへんぢゃ?また、水はどのくらい注げばいいのぢゃ?さらに水洗後の放置時間は??」って、基本の基本をたてつづけに聞かれました。コメの種類で洗い加減も水加減も放置時間も変わる。どんなコメ?って聞いたら「パッケージには『ジャスミンライス』と書いてある」だって...。そしたら、洗い加減はコメを割らないようざっくり、水はコメがひたひたになるくらいにして1時間くらい置いたら多分成功します。と指導。

コメをといだ後の時間を1時間と指定したのは、それなら芯がのこることもないだろうという判断から。

結果、コメの炊きあがりは上々でした。せんせい、はじめての炊飯が大成功ですごく嬉しそう。ポークとミートボールのシチューにコールラビ添えでいただきましたが、タイ米なのでサラサラのスープを吸っていい感じ。

ドライブしてもらって、ごはんも作ってもらって、至れり尽くせりしてもらってベッドへ入りました。


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