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Zürich(8) - Restaurant ZurSonne

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カーニバルとチーズフォンデュで充実した日曜日を過ごし、翌月曜日。近所の街Winterthurの旧市街を歩くことに。

SBBスイス国鉄のWinterthur駅はこんなにモダン。この駅舎の裏にある立体駐車場にクルマを停めて散策開始。


月曜の日没後。午後6時をすぎるとほとんどの店が閉まってしまう。夜が早いのはドイツに似てるかも。

旧市街の商店街をぶらぶら歩き、 Restaurant Zur Sonne という店がオープンしているので、そこに入ってみた。

入口に貼ってあるメニューをチェック。もう一軒もチェックしたけど、こっちの店の方がコスパが良さそうでした。

お店は階段を上がった1階。(ヨーロッパは2階が1階) 僕たちが入った後、ものすごい勢いで混雑してきた。

なので、お店の人は混雑を見越してか相席でもいいか?と聞く。ノープロブレム。
すでに若い男性2名が陣取る10名がけくらいの円卓に相席した。テーブルがデカいので相席の感覚は無し。
その円卓だけど・・・なんかグルリと名前と年度らしきものが掘ってある。

先生によれば、これはWinterthur工科大学の学生が同窓で名前を刻んだものらしい。Heitz君のニックネームはNobelとか、そんなふうにして1950~60年ごろの同窓生の名があった。

さて、お店の人も英語上手だけど先生に通訳、メニューの翻訳をおまかせで、まずは飲み物を。

先生が頼んだのはアプフェルワイン。リンゴ酒は普通サイダーだけど、これはちょっとビールっぽいような感覚。

僕は弱~いアルコールがないか聞いたら、「それならショルレにすればよい。」と言われて、そうした。

gespritzter Weisswein
正式な呼び名は違うみたいだけど、ミュンヘンあたりで飲むショルレと同じ。この店の人に「ショルレ」と言っても通じる。
ただ、スイスの白ワインは元々が繊細なので、炭酸で割るとかなりサッパリしてくる。クイクイ飲んでしまっては危険。
ショルレは夏場の飲み物だと思っていたけど、暖房の効いた冬のレストランでも、いい。アルコールに弱い女性向きかも。

注文はサラダにメインだけにした。まずは先生のサラダ。

Grüner Salat mit Ei und Brotcroûtons Green salad with egg and bread croûtons (CHF 11.00)
ここいらへんではグリーンサラダと同じくらいどこにでもあるサラダ。玉子とクルトンが乗って、イタリアンドレッシング。
先生はレタスが嫌いだと胸を張って言っていたくせに、たまーにこういうBaby Greenは食べたくなるみたいだ。

レタスが好きな僕は、先生のクッキングだとレタス食べさせてもらえないので、ここぞとばかり・・・

Grüner Salat (CHF 9.00) 単なるグリーンサラダ。
「グリーンサラダって何が入ってるの?」って聞いたら、レタスばっかしだと言うので、即決定。(笑)
でもこんなのでも9フラン(10ドル以上)するんだよね。スイスってホントに食べ物が高いと思う。

メインディッシュは、先生がロシュティ。 ・・・お、おこさまランチみたい。(汗)

Rösti / hash browns (home made)
ただ、なんだかロシュティの下にソーセージだか肉だかがビッシリ隠されているやつでした。
ものすごいジャガイモの量というか、あさごはんのハッシュドブラウン5人前くらいありそう・・・。完食してたけど。(汗)

僕はおおざっぱにメニューを翻訳してもらって、ロシュティ食べたいけどそんな量は欲しくないし、と悩んだ末に・・・

Schwein: Cordon–bleu Pork Cordon–bleu (CHF 28.00)
pork cutlet filled with boiled ham and cheese and covered in breadcrumbs
コルドンブルーを食べてみることにした。子牛か豚が選べるので気分的にトンカツに近い豚肉を選択。半ロシュティ添え。

「コルドンブルーという料理は知っておるぢゃろうな?」と先生に聞かれたので、「チキン・コルドンブルーとかはアメリカでも日本でも見かけます。」と答えたら、鶏肉でコルドンブルーなど作らない!と怒られた。

・・・でもアメリカや日本ではフツーに作るんだよ、鶏肉のハムチーズはさみ揚げ。これも文化の差かねぇ。

で、ここんちのハムチーズはさみ揚げトンカツ(←むきになっている?)の中がどうなってるか切って撮影しました。

ちょっと驚くほどに豚肉が薄い! ハムと同じくらいに'薄い。
そのためか、食べてみると、トンカツのような、ハムカツのような、でもチーズがベロベロ出てくる。塩気がけっこう強め。
これ、『大ジョッキでビールうぐうぐ』系の人には最高。僕はゴマ入りトンカツソースがあれば最高なのにな、と思った。
白い炊きたてのごはんにもあいそう。でもロシュティでたいらげました。揚げ物コンビなので完食したらかなりキツかった。

量が多いのでもうおなかいっぱい、デザートもコーヒーもパスして引き上げた。

ごく平均的な、ドイツ語圏スイスの街中にあるごく標準的なレストランだと思う。それでもロシュティはお気に入り。
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