フェリーのりばからミーアキャット Meersburg の旧市街までほてほてと歩いて... たったの3分。
旧市街の入口です。囲い込んで他を寄せ付けない、陰湿で怨念と因習に縛られた典型的な旧い欧州の街境です。
いきなりここをくぐらずに右に折れて、湖畔沿いを歩きました。
湖畔沿いにはホテルやレストランが建ち並び、路上カフェがいっぱい。
ちょっと歩いて、雰囲気の良さそうなのに飛び込んで軽ーくランチしてみることにしました。
座ったのは、ここんち。
Café Kohler am See という、なんだかキッチンの蛇口でも作ってるような名前のカフェです。
湖畔沿いの道なので、観光客がたくさん通り過ぎていきます。
気温は暑くなく寒くもなく、晴れていないけどいい具合。
スナックを注文する前に、まずはコーヒーを一杯いただきます。
こういう景色でコーヒーすすってるのって、欧州の観光地でのんびりっぽくて、いいよね。
目の前の老夫婦もいい感じ。
ああいう老後、ちょっといいかも。 ・・・その時期にかなり近づいてはいるけれど。(笑)
で、先生が僕の希望を取り入れつつ、注文かけて届いたのは2品でした。
Grosse Salatschüssel Zanderknusperli (€ 13.50) Large saladbowl Zanderknusperli
これ、主にコンスタンツの先生wが食べる予定のサラダ。
Zanderknusperli というのは、Zander とかいう魚のすり身で作った練り物のことみたいです。
で、結局ザンダーってどんな魚なんだよ?と思ってウィキペディアで調べてみました。
Wikipediaより: スズキ目スズキ亜目ペルカ科ザンダー属の1種の大型淡水魚である。
・・・またスズキさんかよ?
部分アップすると、こんななのね。飴色でヘロヘロになってる玉葱の下にある、シューマイみたいなやつ。
フォークをブッスリとやって、持ち上げて写したら、こんなです。
お味の方も・・・ かなりシューマイっぽかった。
目隠しして、からし醤油をつけて口中に入れられたら、「崎陽軒ですか?」って返事しそうなくらい。
サラダの方はこのザンダーなんとか一切れと、先生が嫌いなレタスにアルファルファだけもらって...
僕は体の温まるスープにしました。(サラダの向こう側にあるブイヨンカップ。パンが付属)
屑のようにボロボロになった牛肉と、人参、赤ピーマン(パプリカか?)、玉葱、それに大ぶりのジャガイモ入り。
Ungarische Gulaschsuppe (€ 4.80) Hungarian goulash soup
ハンガリー風のスープということですが、味はシャバシャバぎみのビーフシチューです。
これ、かなり好きかも。シチューってほどこってりキテないけど、野菜とビーフのコクがあって美味しい。ライ麦風味の若干ボソボソしたパンとあわせると、いかにーもドイツっぽくて、素朴でぞんざいなドイツ料理らしさが出ていました。
Café Kohler am See
Seepromenade 2, 88709 Meersburg
cafekohler.de
軽い昼食でしたが満足して、さらに散策を続けます...。
ミーアキャット旧市街をブラブラ歩いて... 写真撮ってもたもたしてると先生に睨まれて。(笑)
観光客から金をだまし取りたくて仕方ない店が並ぶ間にあるパティシエから、甘い香りが...。
ふたりで互いの目をのぞき込んだだけで、すぐにフラフラとショーケースの前へ。(爆)
昼飯やっつけたばかりなのに、入っちゃいました。(汗) でもまあ、これは食後のデザートということで。
このケーキ屋さんでコーヒーとケーキをいただいていくことにしました。
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ZRH(11) - Meersburg (1)
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