Quantcast
Channel: vice versa
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1584

ZRH(10) - Bodensee

$
0
0

土曜日。今日もまた残念なことに曇り空...。


今日はドイツ側、ボーデン湖 Bodensee の湖畔にあるコンスタンツ Konstanz のほうへ行ってみよう。と言われ...

いきなりコンスタンツ市内の住宅街ですが。(笑)

この家がS.A.博士の生家だって。とんがった屋根でこぢんまりしてるよね。
先生、ほんの少しの時間だけ遠い目をしていました。

で、この家からさほど遠くない場所にクルマを停めたと思ったら... ボーデン湖畔のほうへ歩いていきます。

近くに波止場があるから、そこからフェリーボートに乗るんだって。
ところで街並みを見ていても、ここがドイツだって全然見分けがつかないんですけど...。

歩くことほんの2~3分で、湖畔に出ました。 そうすると先生は湖まで数分の場所で生まれ育ったわけだ。
淡水育ちのS.A.博士と、海水育ちのをれ、若干の違いはあるものの、環境は比較的似ているかも。

で、あのヨットハーバーっぽい場所の先に見える白い建造物がフェリーボートでした。

しまった。新型のかっちょいい方のフェリーを逃がしてしまいました。

次の出港まで15~20分。かなり頻繁に行き来しているみたいです。
飛行機に酔わなくなったけど船酔いする僕... 不安になって聞いたら、対岸までは15~20分くらいだって。


安心して、ちょっとヨットハーバーとか眺めてみたり。こうして見る限りではまるで海みたいだけど、ここ淡水湖なんだよね。水面下をよーく見ると金魚藻みたいなのが生えてるし。

さて、さして待つこともなく次のフェリーが入港してきました。

けっこうクルマ満載してる。これなら黒字なのか。

やがて、クルマはまだ下船させているけど、徒歩のお客さんは乗船可になりました。

3列になってるクルマを順番に降ろしていく... 僕も東京湾フェリーを思い出して、遠い目になりそうです。(笑)

さて、乗り込んだのは古いタイプのフェリーボートだけど、たった十数分の乗船時間なのに設備がいい。

外のベンチがいっぱいなのは、夏場の観光客ビッシリな状況を容易に想像させてくれます。

船内は...

ガラガラ~。おそろしく質素だけど、冬場はみんなこの中に入ってるんだろうね。

で、ふと思いついたのは... 「せんせい... この湖、冬は凍りついてフェリーの往来が不可になるの?」
「そんなことは滅多にない。かなり大きな湖ぢゃし、コンスタンツの標高は高くない。」 のだそうです。
気になって、後で調べてみたら標高(湖面?)は395mだって。ドイツってずいぶん平坦なのね...。

いちばん先っぽの席に陣取ってるスイス(ホントはコンスタンツ)の先生。

この航路ってクルマの入れ替えで、湖を渡る以上に時間を費やしていると思う...。

やがてクルマを積み終わって、出航します。

東京湾フェリーの感覚がある僕からすると、ガードがぬるくて怖いくらい。湖だから揺れないのか。

あ! これから行く対岸の街のほうに、ツェッペリン発見!

ほら。あんなところを飛んでる。

持っているライカは望遠が100mmくらいしか効かないので、上の矢印部分を切り出すと...

こんなです。広告の風船ぢゃなくて、ちゃんと人を乗せて飛んでる飛行船だよね。 ああいうの、酔いそう...(汗)

・・・で、なんのことはなく十数分ジャバジャバ水上を走って、もう対岸。

入港です。ここのフェリーポートってふたつターミナルがあって、互い違いに入港・出港させてるみたいでした。

到着した対岸の街は、ミーアスバーグ Meersburg というところ。

最初、憶え易いように Meerkat Burger って読んでいたら、またスイスの先生に思い切り馬鹿にされました。つか、苦笑してました。珍しく ミーアキャット・バーガー の呼び方がすこし気に入ったみたい。きっとお嬢さんに話すんだろうな。(汗)

フェリーのりばからミーアキャット・バーガーの旧市街までは徒歩2~3分。あっという間に湖畔の市街地へ入りました。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1584

Trending Articles