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SYD(7) - Berta Restautant (1)

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飲料などの買い出しに行ってきて、ホテルでようやっとシャワー浴びてから、Internet でディナーの場所を検索。

なんと、ホテルのすぐ裏側に ZAGAT 27点(ZAGATは30点満点)のイタリアンを発見!

電話してみて、一人だけど席はある?って聞いたら、「水曜日はサグラだけだけどいいですか?」と言われました。この店のウェブサイトで、その Sagra とやらは4コースの固定ディナーだ、と読んで知っていたので、予約しました。


行ってみたら... ここ、ホントに隠れ家的です。最初は通り過ぎたり、隣のパン屋さんに入っちゃいました。(笑)

意図的に開店5分前に来て、快くテーブル席へ通してもらえました。この後、カウンターまでパンパンに満席。

ざっと見渡すと、こんな感じの店内。かなり照明が落としてあるので、写真のノイズが多いのは御容赦。

反対側を見ると・・・

ムーディといえばそうなるだろうけど、実際はビッシリ客が入って喧噪がすごい。それがイタリアンらしいといえば、確かにそうかもしれない。と自分をポジティブな方へ誘導します。(笑)

ここんち、コンクリ打ちっ放しで、オープンキッチンです。

ワインがいっぱい並んでるけど... 聞いてビックリ。なんと全部イタリアンワインです。
オーストラリアのワインは一本も置かず、イタリアンに固執している模様。

で、本日の固定メニューはこちら。毎週水曜日、週替わりでテーマが変わって、今週は「オリーブ油」。

Sagra dell'Olio d'Oliva (4 course menu AU$55)

オーストラリアは英語が通じるから(爆)、その Sagra って結局何よ?って教わったら、この店がいうサグラとは、あるテーマを持って、こだわって出すコース料理のことだ。とのことでした。
後でグーグル先生で英訳してみたら festival って出てきたので、今週は 『オリーブオイル祭り』 なわけだ。

オリーブ油が必ず使われているコースとなったら、イタリアンのワインペアリングなんか、やめます。

Drusian, Valdobbiadene Prosecco Superiore, Extra Dry, NV
スプマンテはありますか?って聞いたら... プロセッコなら置いてますって言われました。
...オーストラリアの言語体系はアメリカと微妙にすれ違いますが、結果はオーライです。(爆)

果実味が残っているけど、とてもドライでスイスイ飲めるスパークリングです。
けっこうキンキンに冷やしてくれているおかげなのか、エグ味も全く感じない。
これ結局、グラス売りで3杯もいただいてしまいました...。ペアリングのほうがお得だったかも。

このお店、窓の外も変です。

窓の外のレインボーカラーの円盤が見える?あれ、天井の上にあるプロジェクターから隣の壁に投影してるの。もしかして今やってる Vivid Sydney イベントに連動してる?って聞いたら、無関係だけど、それ、いい解説かも?だって。

オープンな厨房を見ていたら、中央にいるふっくら顔のおばさんがマスターシェフさんみたい。
料理が組み立て上がるとベルとか使わないで、パンッ パンッ ...って手を鳴らすんです。

で、僕より前にカップル1組入店してたので、2回目のパンパンで僕のところに届きました。

Onion Fritti Lemon Aioli タマネギのフリッティにレモンアイオリ添え。

字づらは良いですが、要するにオニオンリングです。(笑)

サクサクで美味しいわ~。 オリーブ油で揚げてるけど、すごく上質で「軽い」オリーブ油を使っています。
こりゃあプロセッコが進みます。普段はアルコールをたしなまない僕でもクピクピいっちゃいます。

あっという間にオニオンリングを片付けてしまったので、次の皿は僕が最初に受領。(笑)

2皿いっぺんに届きました。オニオンリングを含めここまでが最初のコースみたいです。


Radish Raw & Roasted  Salsa Verde, Bresaola Horseradish
サルサ・ヴェルデだったらイタリア語ではなくスペイン語でないか?という疑問はあったけど、酔ってるからいいや。
白いのは、薄切りの二十日大根。手前の赤いのはブレサオラという、Cured Beef です。緑色のサルサは、食べてみたら大根の葉っぱを使ってるな。という味がしました。この皿では、今度はオリーブ油がちょっとクセというかコクがあって、ラディッシュとドライビーフに深みを与えています。


Mozzarella Confit Garlic
これはローストしたガーリックの香りとオリーブ油がいかにもイタリア。モッツァレラもやわらかで、いけてました。

お店中のお客がほぼここらへんまで食い進んできたところで、シェフさんが妙齢の女性を紹介しました。

ちょっとブレてるのが、その妙齢の女性。

この おばあさん お姉さん、今日の料理で使われているオリーブ油を作っているメーカーの親分です。ここで十数分ほど、オリーブ油についての基礎知識や、買うとき、調理するときのコツとかを講釈し始めました...。
この続きはまた明日。


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