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CdG(30) - UA991: CDG-SFO(2)

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ブルゴーニュにあるS.A.博士別邸で1週間の滞在を終え、サンフランシスコへ向かっています。その最終話。


メインコースが出てくる直前はシェトランド諸島...はもっと東だ。英国の領海を出てアイスランドへ向かうあたり。

来ました、メインコース。

Main Course: Lamb Steak with Natural Jus Potato gratin, fine green beans and balsamic mixed vegitables

他の選択肢はみっつありました。
Breast of Chicken (coconut-chile sauce), SF-Style Cioppino あるいは Ricotta and Parmesan-filled Pasta

ココナッツ・チリソースのチキンも興味深くて第2希望として伝えましたが、「あなたは大丈夫です。(きっぱり)
ミリオンマイラーのおかげで、第一希望のラムが外れてココナッツチキンもいいかな?という曖昧さは回避されました。
第一希望が通るのが嬉しいような、どっちが届くかワクワクする楽しみが奪われて嬉しくないような...。

ブルゴーニュでは子羊をあんだけ愛しげに眺めていたのに、それを食べちゃう...。 Circle of Life です。

切ってみて、かなりビックリ...。ずいぶんレア焼きだよね、これ。ラムのおかげでクセが全然ないから大丈夫だし、僕はレア好きだからいいけれど...やはり後方の女性客あたりからは交換キボンヌが出てました。
機内食でこんだけのレア焼きの肉を出してくるのは勇気?蛮行? 僕は個人的には歓迎。...中らなければ。(汗)
・・・やわらかい。 素晴らしくやわらかくて、マトンのような臭みは全く無い。もしかしたら、Milk Fed のラム?というくらいにテンダーでジューシー。添え物のポテト・スフレも上出来で、いけてます。ユナイテッドの機内食としては異様なほどの出来の良さでした。ただ、ポテト・スフレは以前レシュティを名乗っていたブツを上下反転させただけかも。(笑)

さて、チーズコースに達しました。

To Finish: International Cheese Selection  Grapes and crackers with port
酒精強化なおかつ若すぎるポートワインは辛いので、Bailey's with Milk を作ってもらいました。


白いのは山羊、青カビは多分ゴルゴンゾーラ、フランス東部の臭みが少ないウォッシュ系と、ホワイトチェダー。
マスカットみたいな葡萄は Seedlessで、Tastelessでした。(スイスの先生みたいな評だな)

一緒の飲物は気に入りました。

ベイリーズにミルクを足して、なおかつ氷も入れてもらうと甘酒程度のアルコール度で、いいわ、これ。

そして、少々お値の張る(笑) Duty Free を買い付けた御礼と言うことで、約束通りにアイスが来ました。
この頃、ユナイテッドの便では毎回なにかしら理由をつけてはアイスをふたつもらっているような...。(爆)

To Finish: Dessert  Ice cream with your choice of toppings
今回の冒険は右側。チョコレートとストロベリーソース両方がけ、ホイップのせ。


この日のホイップもあんまり泡立ててないヘビークリームのまんま、みたいなデロデロのやつ。チョコレートソースにアーモンドスライスはいつもの復路で食べてるサンデーなので、何の驚きもなく美味しい。フランスで積んでくるからフレンチバニラ?って期待したけど、別にバニラビーンズも見えないし、なんてことはなし。

もうひとつのほう。

チョコとストロベリーのソースが混ざって赤黒くなって、しかも縁からデロデロ垂れてますが... 驚いたことに、これもいけてました。人工ストロベリー香料だとか、イチゴ潰して3分以上経って酵素で青臭くなった臭いは苦手なので心配だったけど、ごく普通。これなら今度、全部入りw作ってもらっても食べられるな。という妙な自信はつきました。(笑)

ただ、チョコ、ストロベリー、カラメルファッジの3種類でいちばん不安定で美味しくないのはカラメルだと思います。バスキンロビンスのファッジっぽい時と、砂糖を焼いて焦がしただけのカラメルっぽい時があって、その差が激しい。


さて、アイスランド通り過ぎる頃に、横になりました。

食事前に導眠剤を飲んでおいたおかげか、けっこう眠れました。目が覚めたら合衆国に入ってました。

もうシアトル近郊。ここからSFOなら、1時間半くらい。

ほどなく、到着前のミールサービスが始まりました。

クラナップルとブラックコーヒーをもらいます。

コーヒーが素晴らしく濃い!! いつもこういうの淹れてくれてたら文句なし。な出来映えでした。
1回目のメインコースでラム肉が美味しかったけど、この便はアタリです。
CDG-SFO線、これからファンになりそう。でも BusinessFirst に毎回乗れるとは思えないけど。(苦笑)


Prior to Arrival: Chicken Bouket 
Fresh fruit appetizer, Mediterranean-style salad, dill-cucumber yogurt and chocolate
・・・もう解説の必要は無いよね。飽きてきちゃったけど、選べないし。そこそこに空腹だから食べます...。

一目見て思ったのは、「おポンポンのクスリが無い!?」
ヨーグルトが消え失せていたんです。搭載ミスかと思ってCAさんに聞いたら、「そういえば、無いわね」だって。手間がかかんなくて楽だから省略されたんでしょうか? まあ、あの風味だったら載ってなくていいけど、替わりに何か増やせよ。>UA

・・・と思ったら、次のSYD便ではまた載っかってきました。
思うに、パリではあそこまで不味いヨーグルトを調達できなかったんでしょう。(爆)


チキンのブーケは、フラットブレッドだかピタだか、パンっぽい部分があんまり美味しくない。
(なお、17年の真っ当な在米経験がございますので、パンが嫌いという激馬鹿は申しません。w)
とろけたチーズとチキン胸肉はまあまあ大丈夫。


フルーツアペタイザは毎回微妙に見かけが変わるけど、エコノミーより少しまし?というくらいのフルーツサラダ。


地中海風サラダとか、胡瓜ヨーグルト。このふたつはチキンのブーケに詰めて食べると吉です。


チョコレートも相変わらず、これだよ。リリー・オブライエンのチョコボンボン。


どうやら、旧UA側のベースで発着するサービスはこっちのチョコレートみたいです。
まだこれからサービスがどんどん統合されていくんだろうけど、頻繁に搭乗する客が飽きない内容にしてね。>UA


2回目のミールサービスが終わる頃には、もう着陸です。乗り換え無しのイッキにSFOって、やっぱり楽だよね。


定刻の30分前。午後12時半にはゲートへ着いて、入国審査もあっという間。
預け荷物の引き取りも、僕のバッグが最初に出てきました♪
家人がアポありだったのでタクシー拾って、そのままスタジオ兼自宅へとまっすぐに帰りました。

ブルゴーニュ紀行はこれにて。次はシドニーだな。この記事、根性入れてシドニー出発の前夜に脱稿しました~。(笑)


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