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>> Barium Sulfate

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きんさんの次は、僕も。 おばあさんになってきたので、CTスキャナで検査を受けるハメになりました・・・。

日本でも「いぶくろのレントゲン」で白いトロトロのバリウム飲まされて、重炭酸ナトリウムで膨らまされて・・・しますよね。
僕が30台になって毎年日本で飲まされていたバリウムは、「バニラ」、「いちご」、「バナナ」そして「メロン」程度でした。
憶測するに、あくまでもかき氷の範疇を逸しないように作られているというか、飲む奴がかき氷慣れしてるせいでしょう。
あるいはメーカーがユーザー目線で物作りしてない、ともいえますね。コストダウンの妨げにしかならないだろうし。

一方、この記事を書きながら飲んでるバリウムが、こちら。 Rx U.S.A. って書いてあるけど、カナダ製みたいです。

モカチーノ・スムージー風味!!(爆)

検査予約を作ったとき「造影剤飲んでもらうから取りに来い」って言われ、行って受け取るとき、ナースさんに「これ、冷蔵庫で冷やして飲んだ方が喉ごしが良くなっていけるわよ。量もけっこう多いから、冷やすのがオススメよ♪」と言われました。

で、素直にいわれたように従って、冷蔵庫で一晩冷やして飲んでます。確かに、アイスラテにチョコシロップを入れた味。
口に含んだ途端に思ったのは、「こんなに甘味つけていいのか!?」でした。後味から察するに、甘味料はアスパルテームだと推測されますが、すげー甘い。お子ちゃま向きだと思ったけど、アメリカ人、激甘い物平気で飲むからこれで平均的?
「凍らせないこと。40℃以上に熱しないこと」ですから、ソルベや熱燗はダメなわけだ。でも温めたら・・・飲めんわ。

パッケージには成分としての硫酸バリウムの表記があるけど、その他の補助成分、香料・甘味料などの説明が無い。
(ついでだけど、英語って、硫酸 sulfate と 亜硫酸 sulfite がまぎらわしい・・・。いつもどっちがどっちだったか忘れる)
とどめに、トリセツまでが無い。「詳しくは同封のトリセツを参照のこと」って書いてあるが、そんなの受け取ってません。
CTスキャンの診療所でくれたのは、医療事故が起きても知らないよーだ。に了承してサインさせられる紙ばっかり。

いったい何分かけて飲めばいいのか。分量は1回450ccなので、イッキ飲みしたら数秒でいける自信はあります。
ググっても的確な情報が出てこないので、数分かけてチビチビ飲みましたが・・・まあ、日本のより美味いわ。(笑)

いまこれ飲んでて思い出しちゃったけど、そういえば歯医者さんの「注射前の綿棒麻酔」も、アメリカは凝ってます。
最初にアメリカへ来たときは、いかにーも合成イチゴ味で氷イチゴみたいだったけど、最近はピニャコラーダ味です。

こういうのも「医療の質が向上している」という判断材料になるんだかどうだか、非常にビミョーなところではあります。
あ、これ書いてたらチビチビやってたのに飲み終わっちゃった。1時間後にもう1本飲んでから、被爆に逝ってきます。

 §

NRT-JFKを飛んだくらい被爆してきました。拍子抜けするくらい簡単に終わって、なんかつまんなかった。
組織にコントラストつける造影剤のヨウ素が面白かった。体が芯のほうで火照るの。なかなか貴重な体験でした。

これで何か見つかっても、もう50半ばまで遊んで暮らしてきたし、すぐ南無阿弥陀仏でもしょうがないかもね♪ (ぉぃ)


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