平日の夕方、スタジオのスタッフやご近所さん、交番のおまわりさんまで呼んで集めて、ディナーパーティをしました。
今回はカジュアルなディナーですから、かなり簡単なテーブルセッティング。
使い捨てのテーブルクロスは便利で、使い始めるともうやめられません。色も豊富に揃っていて楽しいです。
さて、今日のメインシェフはうちの家内。何を作ったかというと・・・ まずアペタイザがこれ。
旬のフレンチ・ブラック・フィグ(黒イチジク)、チェリートマト、バジルをクラッカーに載せてバルサミコをたらしてます。
イチジクがよく熟していて美味しい。バルサミコといっしょで、これかぢって白ワイン傾けると幸せです。
ロブスターロールの New England Lobster Co. から Clam (大きなアサリ=ハマグリ相当)を30ポンド購入して・・・
これを片っ端から調理していくのです。New England 出身のうちのが張り切ってるから、僕は観てるだけ。
うちにある大きい方から順にふたつのパンを使って、蒸し焼きにします。
投入するのは、カラメライズド・オニオン、エシャロット、ベーコン、ニンニク、白ワインなどなど・・・
これができあがり。ぜんぶでこのキャセロール5~6杯くらいの大量なハマグリ攻撃にあいました。
日本で言う「蛤酒蒸し」のニューイングランド版です。ニンニクとベーコンの香りがハマグリの香りに重なって、うまそ。
やっぱり日本の酒蒸しと違っているのは、ベーコンで脂が入るからコッテリした美味しさが重なることでしょうか。
殻が大きい割に身が小さい Clam ですけど、スープに出汁が乗ってとても美味しかった。
いっしょに出したお飲み物は・・・
ビール各種。ギネスが人気でした。
ワインは夏らしく、ソーベニヨン・ブランク。それから電気技師&Gustavoコラボのシャルドネ。
キリッと冷やした白ワイン、ベーコン脂のコクとガーリックの香りがついたクラムにピッタリでした。
電気技師ワイン、今年はプロ中のプロ Gustavo と組みました。電気技師の葡萄園で採れた葡萄、今年は自分で醸造しないで Gustavo に醸造を依頼したのです。結果は昨年までのアマチュアワインからこんなに変わるのか?という大違い。
このハマグリだらけの後、まだ食べられる人に僕のミートソース・スパゲッティを出しました。(今度は僕が調理担当になるので写真を撮ってなかったです) もうおなかいっぱいだよと言いながらも、ほとんどみんなのパスタボウルはカラッポになったので、僕の洋食屋風ミートソースはアメリカ人でもオッケーのようでした。さらに写真を撮ってるヒマがなくて文字だけになっちゃうけど、忍者マーケットの反対側にある Heidi's Pies というファミレス風パイの店から買ってきたココナッツクリームパイとバナナクリームパイ、コーヒー、1947年ヴィンテージのポートワインで締めました。
うちのメンバーとご近所さんが集まって、気心が知れたディナーパーティーを楽しめました。
そして翌日のランチ・・・
スパゲッティ・ボンゴレ・ビアンコ Bongore Bianco です。 材料の関係で(笑)、スープ・スパゲッティ仕立て。
ランチどきの masa さんをいぢめるためにハマグリだらけの写真を見せたら「スープをパスタに入れたい...」というコメントをもらったので、そうだ、余り物のふたつを組み合わせてスパゲッティ・ボンゴレにしちゃおう♪ と作ったのが、これです。
残り物を鍋と電子レンジで温め直すだけだったので、調理時間5分以内。後片付けもあっという間で簡単でした。
ベーコンとパスタの相性がいいのはカルボナーラでも立証済み。ベーコンたっぷりのスパゲッティ・ボンゴレもいけるはずだとやってみたら、これはマジでいけてました。残り物ふたつ合わせただけなのに、レベルの高い出来上がりでした。
masa さん、アイデアありがとうございました♪ (ぼやいてただけみたいだったけど・・・(笑))
でもこれって日本の食卓に置き換えると、ゆうべのアサリの味噌汁をご飯にぶっかけて食べるようなもんですよね。(爆)
それでも楽しめたから、いいの。 翌日まで美味しい洋風ハマグリのワイン蒸し、みなさまもお試しください。
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