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85°C Bakery Café

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ちょっとだけ時間を巻き戻して、もう一回あの目が廻るような階段の照明を。「台風の目」があるバージョンです。

あえて露光を抑えて引き立てたけどさぁ、やっぱこれ凄いよね。階段ころげ落ちる奴ホントに出ないのかなぁ。

・・・で、騎馬警官がデモ隊の背後をカッポンカッポン歩いて行った通りをなにげに渡ってフラフラ見物していたら。

あるじゃん、ケーキ屋。85℃って何よ?という謎が残るけど、どうも地理的にも雰囲気的にも中華スイーツ屋です。

他に探すのも面倒だし、ちょっとショーウィンドウを眺めてみたら... たいした味でもなさそうだけど、惹かれました。

スイスの悪魔... 心当たりがあるかも。(爆)
いや、スイスという字面に惹かれたわけでもないんですが、この「昭和のケーキ」っぽい雰囲気がイイかも?って....。AUD$3.80だからUSD3ドルくらいの安ケーキに何を期待しろっつーの。だからめぼしい物、いろいろ試そうと。もし仮にドッパズレに不味いの引いちゃったら、神様お百姓さまゴメンナサ~イって言って、んで心で舌出しながらwゴミ箱へ棄てればいいだけじゃ~ん♪(よゐこのみんなは真似しちゃダメだよ)

そう決めたら、食べきれるか自信がないくらい... そう、4つも買えば充分でしょ。・・・と、美味そうなのを探して。

北海道ストロベリー。苺の産地は栃木ではなかったか? でも懐かしの「イチゴショート」に近似の物体はこれです。「熱門商品」の札も人気ありそうだと、そそらせてくれました。

冒険ばかりしないで、無難な品もふたつほど選びました。

クレム・ブリューレならドッパズレは滅多にないだろうし、ティラミスが一個売れ残ってるのは美味しくて人気と見た!

ケーキの箱をぶら下げてアパートへ帰ります...。

レセプショニストさんにはきっと、鮨折り下げてる酔っ払いのオヤヂに見えるでしょうね...。

大箱の内部は・・・ご丁寧にケーキごとに小箱が入っていました。この日本みたいな多重梱包には軽い驚き。

でわ、片っ端から箱を開けてその全容をお見せしましょう...。

こんなだ。スプーンよっつ付いてるのは、きっと4人で食べると思ったんでしょう。(笑)

スイスデビル、北海道ストロベリー、ティラミスにクレム・ブリューレのよっつです。いま味千拉麺摂取後30分経過。

さて、まずはスイスの悪魔から...。

要するにキルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)でんがな。甘さが抑えてあるのはいいけど、クリームの風味がいまひとつなのと、ココアパウダーが安物っぽい。スイスの観光客向け場末のカフェで出てきそうかな。(苦笑)

次は北海道ストロベリー、いきます。

スポンジ部分はキメが細かいのが上出来。こっちもクリームが「昭和のケーキ」みたいで、懐かしい様な風味でした。

引き続きクレム・ブリューレにいってみました。

カスタードは中庸な濃厚さ。てっぺんのカラメルの焼き加減が残念。甘さはややキツめに感じました。

最後の一個を奪取してきた、ティラミスは・・・

これ、普通のマスカルポーネな風味がしないけど、なんか不思議に美味しい。人気商品なのが判る。マスカルポーネの替わりにクレム・ド・パティシエールかなんかにスポンジケーキをバラして閉じ込めてあります。もうちょっとエスプレッソ風味を載せてくれないとティラミスを名乗るのが厳しいとは思うけど、それなりの完成度はある。

以上、なんだか不思議な、懐かしい様な風味のケーキよっつもたいらげて、よ~く歯を磨いて床に就きました。

85°C Bakery Café
246 Forest Rd, Hurstville NSW 2220, Australia
Phone:+61 2 9580 8889
Hours:
Mon-Fri: 7:30 am – 9:00 pm
Sat,Sun: 8:00 am – 8:30 pm


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