歩くのが面倒なのと、こんな近所でもけっこう美味いもんがいろいろあるじゃん。ということで、2回目。
またもや近所の交差点コーナーにある、エル・ハバリというお肉屋さん兼バルへやってきました。スイスの先生には肉屋なのがポイント高いみたいですし、あのハリウッドのスターとハモン・イベリコが一緒に飾ってあるのにシビれた模様。
また二階席へ通されました...。
日曜の夕方。午後7時すぎですからジモティはまだ夕食を摂らない時間で、ガラガラ~。
まるっきりカラッポでもないんです。座ってるのは観光客ばっかり。
しかも英語とか、ラテン系言語ではないのを喋ってる客ばっかりだから、夕食が早い人々でした。
こないだは1階カウンターを見下ろすとヒゲをたくわえたおっさんばっかりで景色が良かったのに... 若者だらけ。
カウンターはスペイン語しか飛び交っていないようなので、現地人御用達みたいでした。
こないだはカヴァでサングリアを作ってもらいましたが、ランチでカヴァ一本やっつけたから、スタンダードに赤で。
赤ワインのサングリア... スペインの赤ってそんなにタンニンきつくないから、オレンジ等の果実感がしっかり出ます。
この「レッドワインのフレッシュフルーツジュース割り」みたいなのを飲りながら、まずは先生の好きなオリーブ。
あれ~? 今回、先生は「オリーブだけにして他の混ぜものを入れないで」って頼んだのに。さっそく返品交換です。
すぐさまオリーブだけになって、出てきました。
種が抜いてあって、中に詰め物がしてあるグリーンオリーブだけ。詰め物は・・・ガーリックでした。
僕もまた同じ物を頼みます...。
パパス・ブラバスです。このそんなに辛くないチリソースが、揚げたてポテトと相性いいです。店によってはアイオリみたいなソースになったり、マヨっぽいソースも付いてきて楽しい。
さらに、一緒に選んだのがこちら。
Salade de Crabe って書いてあるのは多分カタルーニャ語ですが、カニのサラダです。ほぼカニカマが主原料みたいだったけど、マヨっぽい味が美味しい。パパス・ブラバスと一緒に食べても美味しい。
そして外せない、パン・コン・トマーテです。
トーストしたパンにガーリックとトマトをこすりつけただけなんですが、その風味にけっこうハマります。
で、先生のご注文は、もちろんハム類。
盛り合わせで、こんなのが出てきました...。
中央が鴨のハム、周りにはサラミやら、スパイスを利かせたイバリコハムやら、いろんな取り合わせ。
写真に撮るとみんな脂ぎった赤い乾燥肉になっちゃうけど(笑)、明確に風味が違うんです。
こちらはチョリソ・ソーセージ。
メキシコのとびきり辛いチョリソとは大違い。これはサラマンカ産のもので、軽くスパイスが使ってあるだけ。綺麗に炙ってあるので焦げ目が芳ばしいうえ、脂がとろけて美味しかったです。
パンコントマーテとチョリソにオリーブの組み合わせ。
こうすると、ピザみたいな味になってくるのが不思議。これでモッツァレラがあれば、目隠しされたら間違うかも。
今夜のお会計は僕の番です。ここんちは治安の不安がないから、偉そうなカードで。
ふたりで41ユーロ50セント。欧州なのでチップは4~5ユーロで充分だから、ふたりで45ユーロってところです。
ここ、サイモンさんのアパートから直近なので、また同じアパートが予約出来ればまた来ると思います。
El Jabalí Restaurante
Ronda de Sant Pau 15, 08015 Barcelona
Tel. +34 934 41 10 82
Hours:
Monday Closed
Tue-Sun: 9:00 am – 1:00 am
その後、夜中の公園を超えてアパートへ戻りました...。明日は月曜日。バルセロナ市内をブラブラ見物しましょうか。